完全ワイヤレス、大画面、軽量、薄型、タッチ対応…これ以上ぼくは何を求めればよいのだろう。RICOHの15.6インチポータブルモニターレビュー

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  • author 小暮ひさのり
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完全ワイヤレス、大画面、軽量、薄型、タッチ対応…これ以上ぼくは何を求めればよいのだろう。RICOHの15.6インチポータブルモニターレビュー
Photo: Daisuke Ishizaka

モニター1枚で足ります? 僕は足りません!

Webサイトを開きながらの資料作り、その資料を見ながらメールを作ったり、ビデオ会議をしながらメモをとったり…と、仕事でPCを使っていると、複数ウインドウを並べての作業って当たり前。

こういうときに欲しいのが…セカンドモニター! 2画面あれば、ウインドウを行き来しなくてOK。作業効率がグンと上がりますし、確認ミスも減らせるので本当におすすめです。

最近は出社と在宅のハイブリッドな働き方にシフトしてきているので、オフィスでも自宅でも外出先でも、どの環境でも2画面使えるのがベスト。でも、モニター背負って歩くのは現実的ではありませんし、それぞれにモニターを用意するコストもスペースも足りないよなぁ…。

って、思ってたけど気づきました。そうだ、ポータブルモニターがあるじゃん。

まるでモックのような軽さ! 持ち運びに有利なポータブルモニター

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今回レビューしたのは、RICOH(リコー)から登場した15.6インチ、OLEDポータブルモニター「RICOH Portable Monitor」シリーズ。2種類のモデルがあり、ひとつが有線専用の「RICOH Portable Monitor 150」、もうひとつが無線接続対応でバッテリー内蔵のハイエンドモデル「RICOH Portable Monitor 150BW」です。

ポータブルモニターっていろんなモデルがありますが、PCと一緒に持ち運ぶものなので、薄さや軽さは大事ですよね。その視点で見ると、まさに!なモデルがコレだと感じました。

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だって、見てくださいよ、この薄さ!

ノートPCからモニター部をそのまま切り出したかのような「ほぼ板」レベルの薄さに仕上がっています。「素子そのものが発光するOLEDは、液晶よりも薄型化しやすい」という特性は知っていましたけど、そうか、ここまでか…!

ん?重量も気になりますか? 見たまんまです。ズバリ軽い。

有線専用のRICOH Portable Monitor 150」は、なんと約560gで、じつにペットボトル1本分レベルの軽さ。ハイエンドモデルの「RICOH Portable Monitor 150BW」ですらバッテリーを内蔵しつつ約715gと、びっくり仕様です。

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実際持ってみると、明らかに15.6インチサイズのそれじゃなくて、「編集部、モックアップ送ってきたよ。ドジっ子かよ!」って。でも、いやまさか?と、USB Type-C繋いでみたら画面映ったんですわ。この軽さでホンモノでやんの…。ポータブルモニターって、ここまで軽くできるんですね…。

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こんな薄さ&軽さなもんだから、かばんにもスッと入って持ち運びもストレスになりません。ペットボトル1本分くらいの重量で、画面が2枚になって、デュアルモニター環境を携帯できるなら、毎日喜んで持ち運びますよ。僕は!

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USB Type-Cケーブルは、しまうときにいちいち取り外さなくていいように、背面におしとやかに収納できるし、持ち運び用のケースが標準で付属してくるのもお見事。ただ、薄く・軽く作るだけじゃなくて、実際持ち運ぶシーンで、「こうあると便利でしょ?」っていう哲学がちゃんと詰まっていて、プロダクトの完成度たっかいわー!

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こちらが商品の内容物です。RICOH Portable Monitor 150本体、USB Type-Cケーブル、そしてケースといたってシンプルな構成。

PCの隣に起きやすく、縦画面にも対応できる

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このモニター、偉いのが「軽い・薄い」にただ特化しているわけじゃないところ。随所に「使いやすい」と納得できるポイントがあります。たとえば、パネル背面の引き出し式スタンド。

このギミックもユニークで、使わないときはパタンと背面に収納できるので、持ち運びにも便利。さらに角度調節もできるので、モニター単体で手軽に見やすい角度で立てることができます。優秀!

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あと、標準スタンドで90°回転させて縦置きできるの偉くないですか?

Webサイトや文書ファイルは縦にスクロールするのが基本なので、縦置きすることで一度に見られる情報量が圧倒的に広がるんですよね。ビジネスで、ノートPCのサブモニターにするなら、このスタイルもぜひ!

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複数の入力に対応しつつ、インターフェースがシンプルなのもGood。

PCとの接続はUSB Type-Cが2系統に加えて、ハイエンドモデルは無線接続に対応します。入力切り替え操作や明るさなどの微調整は、本体サイドのボタンから。シンプルでわかりやすいインターフェースなので、直感的に操れるのも導入しやすいポイントですね。

無線接続は、一度使うと手放せなくなる!

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さっきチラッと「無線」っていいましたけど、ハイエンドモデル「RICOH Portable Monitor 150BW」では、Miracast(ミラキャスト)規格に対応した無線接続で、Windows PCからケーブルレスで映像を出力できます。

「RICOH Portable Monitor 150BW」はバッテリーを内蔵しているので、PCからの給電も不要。モニターってケーブルの届く範囲でしか使えないという縛りがありますけど、「RICOH Portable Monitor 150BW」であれば、ケーブルのしがらみを受けず、自由なスタイルで利用できるんです。これがまた便利なんですよ!

たとえば、オフィスで打ち合わせスペースに移動するとなっても、ケーブルを持っていかなくてもいいですし、差し込む・抜くといったケーブルワークが要らなくなります。わずか数手間といえばそうなんですけど、この「ちょっと楽になる」のおかげでモニターも持っていこう!という気にさせてくれるんです。そして持っていくとやっぱり画面が広くて快適なわけで…。いやぁ、本当に無線は勝利。

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実際にミーティングに導入しても、こんなふうにちょっと離れた相手にも画面を見せやすいのがいいですね! 有線モデルだとPCの横、自分が画面を広く使うってのがメインだったのに対して、無線になることで、相手にモニターを見てもらうようなシーンで有利になるんです

それこそ、PCの画面を映したまま、ひょいっと手渡しできちゃうので「ちょっと資料見てください」なんて時だって、お互いに見やすくなりますし、必要以上に顔を近づけなくて済みます。ディスタンス大事。

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素晴らしいことに、タッチ操作やペン入力にも対応します。

このおかげで、PCがタッチ非対応だとしても、「RICOH Portable Monitor 150BW」の画面に書類を表示すれば、手書きで注釈を加えることができるんです。

実際、メールの文面で伝えるよりも、手書きで指示やイメージを書き込んだ方が伝わりやすい。みたいなこともありますし、Webミーティング中に走り書きでメモを取るなど、ビジネスシーンで手書きってわりと使うんですよね! 業種によっては、渡した相手に操作してもらったり、署名をいただく…。みたいなシーンでも便利かも?

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直感的な操作ができるようになるので、写真のレタッチ作業といった、クリエイティブワークでの選択肢も増えそうな予感もします。特にシビアなレスポンスを求める場合には、無線ではなくUSB Type-CでPCと接続して作業できることもメリットになりますね。ちなみにタッチペンは別売りです。

こうして、手元のPCと無線でつながり、タッチ操作ができることで、さまざまなシーンで利用の幅が広がります。そりゃあ、規格上のレスポンスは有線の方が上なんですけど、自由なスタイルで操れる無線接続が便利なのもまた事実。TPOに合わせたり、自分流な使い分けができるのってイマドキの働き方にもマッチしています

このポータブルモニターを選ばない理由が見当たらない

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どうでしょう? ポータブルモニター「RICOH Portable Monitor」がある生活、便利だと思いません?

そもそも、ポータブルモニターって「ポータビリティ」と名のついている通り、いかに軽快に使えるかが重要だと思うんですよね。ゆえに僕としては、

「ポータブルモニターを選ぶなら13インチくらいまでだよなぁ…。それ以上は重いよなぁ…」

とか思っていたんですけど、今回の「RICOH Portable Monitor」との出会いで、この認識は完っ全に覆りましたね。15.6インチの大画面で、この軽さ・薄さ。そして完全ワイヤレスも選べてタッチ操作も対応とかいわれたら、これを選ばない理由が見当たりません

個人で購入しても良いですし、この手軽さで2画面化の恩恵を得られるなら、自分のデスクを持たないフリーアドレス方式を採用している企業との相性も良さそう。

実際ギズモード編集部もフリーアドレスなんですけど、「好きな場所で仕事していい」っていわれても、「え…。じゃあ運べるモニターもください」っていいたくなります。実際にオフィスでは大きいモニターをかついで移動しているひともチラホラ。でも、これって、効率的な仕事環境作りの権利として進言して許されるところだと思うので、みなさんも掛け合ってみるとワンチャンあるかもしれませんよ?

あー。僕も欲しいなー。この「RICOH Portable Monitor」がオフィスにたくさんあれば、原稿も捗るし、ミーティングも効率的にできるんだけどなぁ〜(チラッチラッ)。

Photo: Daisuke Ishizaka

Source: RICOH