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米国土安保省、ポケモン使用で物議 不法移民「ゲットだぜ!」

配信
日本発の人気アニメシリーズ「ポケットモンスター」のキャラクター「ピカチュウ」(AFP時事)

日本発の人気アニメシリーズ「ポケットモンスター」のキャラクター「ピカチュウ」(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国土安全保障省が、日本発の人気アニメシリーズ「ポケットモンスター」のテーマ曲や映像を使用して、当局が不法移民を摘発する様子を収めた動画をSNSに投稿し、物議を醸している。投稿には「ゲットだぜ!」との言葉が添えられており、ポケモンファンからは反発の声が上がっている。

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 同省が公式SNSに動画を投稿したのは22日。約1分間の映像には、ポケモンの英語版テーマ曲やアニメ映像などと共に、当局が不法移民を拘束し、手錠をはめる様子などが交互に映っていた。また、ポケモンカードに似せる形で、拘束した容疑者の顔写真や名前などを次々とSNSに掲載した。

 SNSへの投稿では、トランプ政権を支持するコメントもあったが、一部のファンはポケモン社などに著作権侵害で同省を提訴するよう求めた。政権による不法移民の摘発を巡っては、6月に全米各地で抗議デモが起こるなど、米社会を分断する論争を呼んでいる。

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