ChatGPTの画像生成機能(4o Image Generation)はAI業界に大きな革新をもたらしました。

私が使ってみて感じたのは圧倒的な「実用性」の高さ。イラスト生成はもちろん、生成した画像の微調整や修正を瞬時に汲み取って「コレがしたかった」を実現してくれるんです。

現在では回数制限はあるものの、細かい指示を汲んだ画像やいわゆる「ジブリ風」のような指示にも対応してくれるイラストを無料で生成できるのはうれしいですよね!

今回はそんなChatGPTの画像生成機能の使い方やどんな画像をつくることができるのかについてご紹介します!

ChatGPTの画像生成機能の使い方

これまでChatGPTでは、新機能が搭載されると画面上のタブに新しいAIのモデル名が追加されるシステムが取られていました。

しかし、今回追加されたChatGPTの画像生成機能は専用のモデルが用意されておらず、無料プランでも使うことができるChatGPT-4oに内蔵される形式となっています。

なので、画像生成を使ってみたいときは「GPT-4o」を選択すればOK。また、「GPT-4o」は無料ユーザーでも利用可能なので、登録さえすれば誰でもどこでも画像生成し放題なんです。

ではでは、さっそく画像生成を試していきましょう。

生成AIの中でも、画像生成ってイメージしたものがポンって出てきにくい印象があるんですよね。完成図を極限までイメージして、それを正確にAIに伝えられて、ようやく完成度60%レベルの画像が出てくる……って感じ。

それこそ、普段私の場合はざっくりイメージだけ考えて、あとはChatGPT-o1でプロンプトをつくる→画像生成→イマイチなら修正点をo1に伝えてプロンプト再生成の手順を繰り返す手法を取っています。

でも、ChatGPTの画像生成機能は、ガチガチなプロンプトを使わなくても良い感じに生成できる……との噂を聞いたので、軽めなプロンプトで試してみることに。

使ったプロンプトはコチラ。

ニュース番組でキャスターが「ライフハック速報」を紹介している様子をイラスト化してください

そして、生成された画像がこんな感じです。

おー!イメージしていた通りのイラストが生成されました。個人的に生成AIを使うとバグりがちな文字入れを試してみたのですが、問題なさそう。

ちょっと教科書っぽいイラストですが、シンプルで何かに使えそうなレベルになっています。

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どんな画像がつくれるのか?

上でも紹介したとおり、簡単なプロンプトで画像生成ができちゃうChatGPTの画像生成機能。

今回、記事ではあえて紹介しませんが「〇〇風に仕上げて」という指示の完成度もかなり高いみたい。

ほら、気がつけばOpenAI CEOのサム・アルトマンの公式Xの画像も、ジブリ風サム・アルトマンに変わってます。

ちなみに個人的に「これスゴい!」と思ったのは、一度生成した画像を引き続き修正・調整することができることです。

私がこれまで使っていた画像生成機能って、ある程度ガチャ要素がついて回るもので、生成後の画像を「こう修正して!」と指示しても上手くいかなかったんです。

上でも紹介したこの画像。イラストじゃなくて実写っぽい画像にしたいと思ったので下記のプロンプトで指示してみました。

イメージはOKです。もっと実写っぽい画像にしてください

すると、こんな画像が完成。

す、すげ〜! アナウンサーの服の色も雰囲気もイラストそのまま実写風に仕上がってますね。左下の「NEWS」の文字も、パネルになって机に反射しています。

なんか2次元→3次元の変換がかなり上手なのかも。

ほかにもグラフィックレコーディングやマンガ化も超得意。

サム・アルトマンが見つけた成功の法則。1つも欠かせない13の考え | ライフハッカー・ジャパン

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この記事のグラレコ化を指示したところ、こんな画像が生成されました。

スゴい……少し文字が崩れちゃっている部分もありますが、微調整を重ねれば上手く整いそう。

イラストのトーンは、どこに出しても違和感のない程よいフリー素材感が漂っていて、X投稿やブログ・記事など、さまざまな形で使えそうな気がします。


画像生成AIは複数あれど、1枚絵を生成するのが一般人では限界っていうのがこれまでの認識だったんです。

でも、ChatGPTの画像生成機能は、画像生成のハードルをグッと下げた気がします。しかも無料で使えちゃうのはありがたい!

とりあえず、みなさんも一旦試してみましょ。使えば面白さがわかるはず!

Source: ChatGPT

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