日銀植田総裁、金融正常化の姿勢崩さず 国債買い入れ減額「適切の声」
日銀植田総裁、金融正常化の姿勢崩さず 国債買い入れ減額「適切の声」
日銀の植田和男総裁は3日の講演で、金融正常化を進める考えを改めて示した。国債の買い入れについて「市場参加者からは2026年4月以降も買い入れ額を減らしていくことが適切との声が多く聞かれた」と述べた。日銀は6月の金融政策決定会合で市場の状況を点検したうえで買い入れ方針を示す。
都内で開かれた内外情勢調査会で講演した。利上げについても「(一時的な要因を除いた)基調的な物価上昇率が2%に向けて高まって…
