新潟水俣病「終わっていない」 公式確認60年、式典で被害者訴え
新潟水俣病「終わっていない」 公式確認60年、式典で被害者訴え
新潟水俣病の公式確認から60年を迎えた31日、新潟市で式典「歴史と教訓を伝えるつどい」が開かれた。新潟水俣病阿賀野患者会副会長の皆川栄一さん(81)は被害者代表のあいさつで、患者認定制度の厳格な運用を批判し「いまだに新潟水俣病は終わっていない」と述べた。
胎児性水俣病患者の古山知恵子さん(60)も代表あいさつ。発話が難しいため壇上でペンを走らせ「私をこんな体にしてどうしてくれるんですか。私を生ま…
