Pythonに関する年次調査、仕事としてのPython経験は半数が2年以内、WebフレームワークはFastAPIが急伸で1位に。The State of Python 2025
JetBrainsとPython Software Foundationは、3万人以上のPython開発者に対するアンケートを基にしたPythonに関する年次調査結果「The State of Python 2025」を発表しました。

ここではその調査結果からいくつかのポイントをピックアップして紹介します。
回答者の半数が仕事としてのPython経験が2年未満
回答者の86%がPythonをメインの言語として使っていると回答。さらに、回答者の31%が仕事としてPythonのコーディング経験が1年未満、19%が1年以上2年未満と回答。おそらくこの2年で急速にPythonプログラマが増えたのだと見られます。


WebフレームワークとしてFastAPIが急伸
Pythonを何の開発に使っているのかに対する回答は、48%がデータ分析、46%がWebアプリケーション開発、41%が機械学習となっています。意外とWebアプリケーション開発が多いですね。

Webアプリケーションのフレームワークとして何を使っているかという質問では、FastAPIがこの1年で急伸して38%となり1位に。その理由として、新しいPythonプログラマが増えたことでこれまでの実績にとらわれずにフレームワークを選択しているからではないか、と推測されていました。

バックエンドデータベースに何を使っているかに関しては、PostgreSQLが2位のSQLiteをこの1年でさらに引き離して1位となっています。

その他詳しい結果についてはぜひ元記事をご参照ください。