藤本義一
(1933⁻2012)
月刊PHP
1988年8月号
「シナリオ教室」
より引用
提唱者
サミュエル・ローランド・ホール
(1876-1942)アメリカ
2つの過程のうち、重なる部分があることに
お気づきだろうか?
アイドマの最初の2段階、「商品を見る」と、
「商品に興味を持つ」は、ともに「観察段階」
に当たる。
中山正和
(1913-2002)
ジェームス・ウェブ・ヤング
(1886-1973) アメリカの広告王
「アイデアのつくり方」より引用
NM法とほぼ同じことを言っている。情報をまとめ、
考えて、アイデアを閃いて、できたアイデアの種を
現実的に育てていく。
この流れは、観察、考察、推察、洞察とも重なる。
そして、アイドマの最後の段階、記憶から行動へと
進む。
ウェイン・ダイアー
(1940-2015)
アメリカの心理学者
「自分を創る」より
千利休
(1522-1591)
岸田秀
(1933-)
「ものぐさ精神分析」
歴史の法則4段階
日本芸能の真髄
「守破離」(しゅばり)
ダイアー、岸田、利休の 3説は次のように重なる
パニック 無力 努力 対応 自己実現
対立 逆転 移行 統合
守る 破る 離れる
村田宏雄(1919-2002)
社会心理学
下記は「オルグ学入門」より引用
※人が人を組織化することを
“オルグする”という。
この1~4段階によって “ある存在になる”と考えれば、
守破離と重なる。1で立場を揺さぶり、2で逆転し、
3で移行し、4の選択愛他行動で統合して到達する。
さて、最後が存在になった。アイドマの「商品を見る」の前に「商
品が存在する」を置けば、存在で輪になる。
特徴1 存在~認識、認識~存在、の2つがある。
特徴2 この2つの流れは平行している。
特徴3 全体は「輪」のようにつながっている。
以上

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