人口循環型社会が日本を創る

 
～福祉の構造問題と日本型CCRCから～
石田ゼミナー
ル

ご存知ですか・・・
みなさんは、

人口循環型社会が日本を創る

人口のピーク
128,080,000人
2008年

人口置換水準：２．１

200万円以下の世帯
64.7％
100万円以下の世帯
41.6％
年金受給額（年間）Ｈ２２年年収階級別老齢年金受給者数の相対度数分布

東京23区内自宅で死亡した
独り暮らしの高齢者数
2013年
2733人
2002年
1364人
高齢者の独り暮らしの動向

• 都市→需要に供給が追い付かない飽和状態
• 地方→病床に余剰が生まれる
福祉需要
• 単身のみ世帯が増加、孤独死も広がっている
• 郊外や地方への移住ニーズも高い
高齢者

 退職を迎えた高齢者は余暇を楽しみながら暮らし、
健康状態に応じて介護・医療ケアを十分に
受けることのできる環境を提供する必要がある。
日本型
CCRC
①域外居住
都会での不安の伴う暮らしに
終止符を打ち、のびのびと
暮らしていく域外居住
②CCRC
アメリカ発の退職者向けの
コミュニティの在り方であるCCRC
③地域包括ケアシステム
日本で行われている福祉政策の
一環である地域包括ケアシステム

• 都市部の健常シニアを地方に呼
び込むことにより、地方と都市
両地域の福利向上につなげる。
目的
• 移住先で社会的関係を築きなが
ら、健康状態に合わせた医療・
介護ケアサービスが24時間365日
継続して受けられ、最後の時ま
で安心して暮らすことができる。
理念

ひとり一人にあった介護予防プログラム提供
生きがいや自己実現のための取組みを支援して
生活の質の向上を目指す
＊筋力維持の為の
運動プログラム
＊生活習慣病予防の
ための指導
個人にあった
介護予防プログラム
生きがい創出の
ためのプログラム
＊就労支援
＊趣味や文化面など
生きがいづくりとなる
場の提供

＊日常生活の上でサポートが必要となってくる
＊介護度に合わせてケアプランを策定し高齢者が
自立して生活できることを目指す
介護ケアプラン
・残存機能を活用するための
リハビリを提供
・通所での介護ケアを提供
生活面での支援
・配食サービス
・緊急通報システム

～24時間365日の介護サービスを提供～
・高齢者施設への入所
・訪問介護・居宅介護

人口減少によ
る活力低下
都市部と連携
した高齢者の
よびこみ
都市部の高齢
者増加と市の地
域活性化を解決
①目標
・都市部の高齢者を呼び込み、
高齢者の増加と地域活性化の課題を解決。
・市民と移住者の交流や、
市の医療介護の生活基盤の強化。
②基本方針
・都市部の健常シニアが移住し、
安心して住み続けることができる街。
・シニア層、ファミリー層等による多世代交流の創造
・複数事業者による住宅、施設の効率的な整備。
③実施による効果
・市の活力向上
・市の地域包括ケアの促進
・都市部の高齢者対策に寄与

Ｑ１：地方の負担が増えるのではないか？
⇒住所地特例制度の適応範囲の拡大
住所地特例制度とは、
→高齢者が住所地以外の市区町村にある
介護保険施設等に入る場合、それまで
住んでいた市区町村が引き続き保険者
として費用を負担するという社会保険
制度の措置である。

Ｑ２：リロケーションダメージへの対応は？
⇒移住体験ツアーの実施
長野県
佐久市
最大１４日間の居住体験

Q3：空き家活用策
は？⇒空き家バンクの活用
総住宅数の増加
空家数の増加

・市民と都市住民
の交流拡大
・定住促進による
地域の活性化
＊長野県佐久市＊
「おいでなんし！佐久」
空き家の
有効活用
▼市内の空き家などを賃貸及び
売却希望する所有者から物件の
提供を求め、市の「空き家バンク」
へ登録した情報の物件を希望
する方へ提供するもの

キャリア段位制度の推進
成長分野における
新しい職業能力を評価する仕組み
内閣府実践キャリアアップ戦略
平成24年秋よりスタート
知識と実践的スキルの両面で
共通の評価基準を作り
それに基づいて人材育成を目指すもの
Ｑ４：介護におけるキャリアアップはどうすべきか？

人口循環型社会が日本を創る

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