いよいよ80円台相場になって参りました豪ドル円。
長いこと高値圏で推移してましたが、トランプ大統領の関税発表後は大下落といった流れ。
この関税騒動により全世界景気後退懸念、恐怖指数はウナギ昇り、この状態で「豪ドル」が売られないはずもなく...
しばらくは「円」売りでも走らないとそうそう上には行かないといった様子です。
それでは今週の「豪ドル円」の流れを追ってみましょう。
「米ドル円」同様にトランプ大統領の各国関税率発表後に大下落。
それまでは市場が関税のレベルを舐めていたのか先週高値を目指すような値動きをとっていましたが想定以上の税率でビックリしたのか狼狽売り。
こういう局面では真っ先に「豪ドル」が売られるのが常ですので、下がる下がる(苦笑
一方の「豪ドル米ドル」はというと関税発表前まではレンジ相場程度であまり動いておらず、発表後に大下落といった感じですね。
現状は売られ過ぎ領域に差し掛かってきてますので、突っ込みの売りは控えるべきですが、戻して来たらオシレーター中立レベルより上ではほぼ「売り」エントリーで間違いないでしょう。
恐怖指数が割り合い強めに上昇していることからもしばらくは「売り」相場が続きそうです。今なら戻り上昇を狙った「買い」もアリかと思いますが、底付近をウネウネ動いてい下値掘っていくパターンに成りかねないので、エントリーを考えるときは慎重にしていきましょう。
「豪ドル米ドル」については「米ドル」自体の状況にも左右されるため素直に下がっていくかと言えば少し違うかもしれません。今のところは金曜のパウ爺発言で「利下げはしばらくしない」ということで「米ドル」に買戻しが入っています。加えて「豪ドル」は激売り相場ですので当然通貨強弱差が生まれて下がるのは必然。
しかし米国経済が上手く行く流れには到底思えませんので「米ドル」の陥落も今後は確実味が増します。
そのような状況下で「円買い」フェイズが走っているという目下、「豪ドル円」として見れば下落路線だろ?としか思えません。
とはいえ「豪ドル円」の日常からすれば今すら高値圏。現状のようなファンダのときには70円台で推移するのが普通ということからも、まだまだ下がっていきそうです。
そう
日銀が掌返しをしなければ
ですが (-_-;)
「円」に対しては国同士の揉め事が比較的に少ないというところで安全と考えられている程度の事。衰退国のそれを積極的に「買う」というのは愛国者でも無い限りは一時的なもの。
いずれ情勢が落ち着いたところで強めの「円売り」が走ることは間違いないとオッサンは考えます。
突っ込み売りしてもある程度良いかもしれませんが、いずれ捕まるという場面に出くわすかもしれませんので
あくまで
「戻り売り」
に心がけてください。週明けは少し戻りの上昇をみせるかもしれませんが微々たるレベル。15分足以上のチャートにて上値が重いと判断できるのであれば積極的に売ってよいでしょう。
まっ、知らんけどぉ~~
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