筆者が格安中華キーボードを使い始めてからそこそこ日付が立ちました。今はとにかく満足しているのだけれど、大手ブランドと比較した場合どんな感じなのかと最近になって考え始めました。
この記事ではこれまで多くの大手ブランドの高額キーボードを使ってきた筆者の経験から、格安中華キーボードとの比較をまとめていきたいと思います。
格安中華キーボードと大手ブランドキーボードの比較
コスパに関して
まず皆さんが大事に思っているコストパフォーマンスについて考えていきます。一応大手ブランドの製品でも安い製品もありますし、出たばかりでも以外とコスパの良い製品もあったりします。
ただこの一点に関してみれば、格安中華キーボードは他の追随を許さないと思います。
まず価格に関してですが、流石に世界の工場とまでいわれる中国の製品ですから、そこで勝負するのは無理があるでしょう。
もう一つは技術の搭載される速度が段違いな件です。ガスケットマウントだとかホットスワップ機構だとか、中国では製品に取り敢えず新しい技術を乗せてしまおうというフットワークの軽さがあって、そういう最新技術の搭載の早さも圧倒的となっています。
比較的抑えられた価格で最新技術がいち早く体験できるというのは、やはりコスパが良いと言わざるえないでしょう。
サポートに関して
よく中国製品はアフターサポートが悪いと言われることがあります。実際、Amazonで販売しているショップの中では、2年保障とか言っておきながらも、商品吐けたらショップごと消滅しているなんてことは少なくありません。
ただそういうショップは格安中華キーボードの中でもボトムの方の、とんでもない激安低クオリティ製品を扱っているところが多いです。
格安中華キーボードメーカーでもE元素以上の価格帯の製品を扱っているところであれば、少なくともショップ毎消滅していることはありませんし、サポートに関しても新品と交換で対応してくれるところが多いです。
というかキーボードに限らず、中華ガジェットを販売している、固定されているメーカーに関しては、意外とそのあたりはまともです。低評価レビューを付けられたくないと思っているためか、不良品だったとレビューすると、返金対応だったり追加で新品分の無料クーポン送るからレビューを改めてくれと直談判してきます。
対して、大手ブランドではどうでしょうか。取り敢えずLogicoolあたりは質が下がったと言われつつも、なんだかんだ新品を送ってくれるのでかなり親切な方だと思います。
Logicoolの用に自社で統括している日本向けの支社を持っているのであればいいのですが、間に代理店を挟んでいるような大手ブランドだと別でして、保証期間内でも送料はこっち持ちだったり、難癖つけて自然故障ではなかったと言い出し、有償修理になったりします。
なのでアフターサポートに関しては、そこまで大手ブランドが優れているというわけでもないように感じます。
品質に関して
ぶっちゃけここもどっこいどっこいだと感じます。よく中華製品はすぐ壊れるとか聞くけれど、少なくとも大手ブランドのキーボードでも長持ちしたのってREALFORCEくらいだったと記憶しています。
Logicoolのキーボードなんて半年くらいでLEDが死んだりキーキャップが剥げまくってしまいましたし、ROCCATのキーボードなんて一月持たずにキースイッチがチャタリングを起こしましたよ。
ソフトウェア面でも勝手にファームウェアアップデートされたと思ったら、日本語配列の独自キーだけ光らなくなったりもしました。
キーボードではなくマウスの話だと、RazerのバジリスクXなんて、買って一月も経たずに無線接続に失敗したり勝手に切れる不具合連発してますし。
これで大手ブランドだから安心長持ちなんて言われても信用ならないです。
まとめ
少なくとも筆者の経験談を踏まえると、大手ブランドの方が特別優れていると感じる部分はありませんでした。
一応大手ブランドでは日本語配列が存在していることが売りかもしれないですけど、この日本語配列だとソフト側で不具合が発生することが多いので、むしろ筆者的には避けたい部分になります。