革職人さんの本物ペストマスクとウォーハンマーとFaB
こんにちは!結城ぱいん(@YuukiPine)です。
だいぶ脈絡のないタイトルではありますが、これは先週の土日を利用して滋賀に行った時の話です。
というのも、以前よりX(旧Twitter)でフォローしていて、ずっと気になっていた革細工職人のMATCHさん(@hakkan_teioh)のお店が滋賀にあるからなんですね。
一方、私が住んでいる地域は名古屋のはずれ。
特急を使うようなブルジョア階級ではないので、在来線で2時間半かけてえっちらおっちら向かいました。
その結果、超絶「濃い」体験ができまして、衝撃とともに今ブログを書いているわけです。
革でできた本物のペストマスクの値段を尋ねる
MATCHさんは、自然豊かな滋賀県長浜市の革細工職人さん…であると同時に、マスクといいますか、仮面といいますか被り物といいますか、その界隈では有名なクリエイターさんでもあります。
そのイチオシの作品は、本革製のペストマスク。
さほど高画質ではない私のスマホカメラですが、きっと伝わると信じて掲載します。
この圧倒的な存在感たるや、覆面とかコスプレにまったく疎い私でも、とても上質なものだと分かるほどです。
テーブルに色とりどりのペストマスクを並べてはしゃぎながら撮影する私、それをニコニコと見守ってくださるMATCHさん。
「ちなみに、おいくらくらいするんですか?」
無粋な質問だとは思いつつも、こんな面白いものが家にひとつあったらきっと毎日が華やかになる気がして、ちょっと欲しくて尋ねます。
「そうですね~。安いのでも6万円くらいですね」
…それは…確かに安い!!
いや、実際6万円という値段は、私がポンと出せる金額ではありません。
でも、一度でも実物を見た方はきっと納得すると思います。
職人さんが作った、このクオリティの、いわば現代によみがえった「本物の」ペストマスクが、それが6万円で手に入るのは明らかに破格です。
いつか年収ウン千万になったら、「ここにあるペストマスク全部ください!」なんてやってみたいですね。
なお、既に年収ウン千万あるペストマスク愛好家の方は、こちらから購入できますのでぜひ。
そしてウォーハンマーとFaB
ペストマスクのほかにも、思わず見惚れそうな革製品が店内にはずらり。
私はそれらを心ゆくまで眺めます。
この暖かみにあふれる茶色は、地元長浜の伝統「べんがら塗り」によるものなんですね。
話は変わってこの革屋さん、革製品だけでなく、なぜかウォーハンマーとFaBも取り扱っています。
ウォーハンマーというのは、兵隊や敵のミニチュアを組み立て、塗装し、テーブル上で戦わせて遊ぶゲームです。
小さいガンプラを駒として使うボドゲ、と説明すると分かりやすいでしょうか。
もうひとつのFaBは「Flesh and Blood」の略で、最近日本に上陸した、ニュージーランド産のトレーディングカードゲームです。
革屋さんなのに、ホビー用品がある…!
店の奥の棚にはボドゲがぎっしりと詰まっていて、貸卓営業もしているのだとか。
さらには、カードゲームの大会も開かれていると聞き、私の頭は混乱します。
ウォーハンマーについては、事前情報でキャッチしていたので耐えましたが…。
だって、革製品と同じ空間に、こんな棚が鎮座しているのです。
「革屋さんですよね?」
「革屋さんです」
そう、ここは日本で唯一(たぶん)の「遊べる革屋さん」。
革製品を購入する予定のない方も、滋賀で遊ぶところに迷ったらぜひ訪ねてみてください。
帰宅して革細工ワークショップに申し込み
聞けばMATCHさんは、革細工のワークショップも開いているとのこと。
それも、決まったコースがあるわけではなく、一人ひとりの予算やスキル、作りたいものに合わせて内容を決めていただけるそうです。
「じゃあ名刺入れを作りたいです!」
今年、クラウドソーシングサイトの利用を辞め、フリーランスとして屋号を構えて独立した私。
その記念となるタイミングで、本革の名刺入れを自作できたら、なんて素敵でしょう!
MATCHさんは快く応じてくださりました。
ちなみに、希望さえあればペストマスク製作もゼロから教えてもらえるそうです。
革のペストマスクの作り方が知りたい方は、相談してみてもいいかもしれません。
というわけで、近々「革細工ワークショップ編」なる記事を投稿予定です。
滋賀県民もそうじゃない人も、ぜひ「MATCH Leather Works」に行ってみてください!
それでは!