国民民主党の玉木雄一郎代表は28日、衆院農林水産委員会で、高騰するコメ価格の安定化に向けて小泉進次郎農相が進める随意契約による備蓄米放出をめぐり、「あと1年たったら動物のえさになるようなものを『安く売ります』と言っても、そりゃ安く出ますよ」と、進次郎氏流の発信に苦言を呈した。 【写真】兄から耳を引っ張られる小泉進次郎氏 26日に始まった備蓄米の随意契約による売り渡しは、年間のコメの取り扱いが1万トン以上の大手小売業者をまず対象にしたが、購入申請が殺到したことで27日夜、農水省は、対象となっている2022年産米(古古米)、2021年産米(古古古米)について、いったん受付を休止することを発表。進次郎氏はこの日の答弁で、今後、21年産の古古古米(計10万トン)については、中小のスーパーや町の米店などにも対象を広げ、店頭販売価格は、5キロ1800円程度になるとの見方を明かした。 玉木氏は「農政の王
