文化庁は2009年9月4日、国語に関する世論調査の概要を発表した。それによると、自分自身の読書量が減っていると感じている人は全体の6割を超えていることが分かった。増えている人は1割にも満たず、全体的に読書量が減少傾向にあることが分かる。理由としては「仕事や勉強が忙しい」「視力など健康上の理由」が上位だが、年齢別に大きな違いが見て取れる(【発表リリース】)。 今調査は2009年3月に個別面接調査方式で行われたもので、有効回答数は1954人。男女比、年齢階層比などは非公開。 読書量の変化とその理由については直近で【本を読まない理由は意外にも「ネットの方が面白い」以上に……】、「量」ではなくて「料」とほぼ同意語であるならば【書籍・雑誌とも「ゼロ」は4割……一か月あたりの本代、おいくら?】を記事にしている。今調査は面接方式によるもので、インターネット経由で無いためいわゆる「ネットバイアス」のかから
