Goodman, Leo A. and Tim F. Liao. 2016. "Paul Felix Lazarsfeld’s Impact on Sociological Methodology." Bulletin de Méthodologie Sociologique 129: 94-102. 短い論文ですが、読むべき文献がたくさん挙がっていました。 投票行動研究、マスメディア研究、パネルデータ分析など様々な分野において膨大な功績を残しているLazarsfeldですが、彼自身が方法論の分野でもっとも誇りに感じていたのは、潜在クラス分析を導入したことであると論じられています。 その後に潜在クラス分析の主な歴史に触れられており、特にGoodmanによる最尤法を用いた推定がブレイクスルーになったとのことです。