#70 gnck先輩/先生にも分かるニコラス・ルーマン『法社会学』批評.【武蔵野美術大学芸術文化評論❤️🔥】 武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科にたまたま小論文で入れた田吾作の私であるが,最低限の真面目な学徒(いや不真面目?Uo👁️ェ👁️oU)であることは誤解されたら困る(いや…何目線じゃ…?). というわけでビギナーだがたまたまニコラス・ルーマンの処女作が自宅にあったので要約してみる(あ,こんなオッサンいたな). ・法律を批評し社会反映したいという法律批評という社会学を元官僚のニコラス・ルーマンは行ったらしい. →宮台真司の処女作や首都大の本から分かる通りニコラス・ルーマンは社会システム理論を美術や恋愛,様々な場所に法律と同じ系や構造があることを看破したらしい(ニコラス・ルーマンにとって様々な具体例はどうでもいいというノリはあるのではないか…?) ・なぜgnck先輩/先生に不躾な
ジョセフ・ヒースが、キャンセル・カルチャーが哲学の規範との相性が悪いことを指摘し、哲学者はもっとキャンセルカルチャーを懸念すべきだ、と主張してる記事が翻訳されて、X上で少し話題になってた。 その中で以下のような文章がある。 以下で述べるもののいくつかは、同業者の中で最も政治的に正しい部類の人すら、現在の事態が行き過ぎていることに同意するほど明白なものだ。例えば、子どもがJAQ off(just asking questions) [1] と呼ぶような質問に関して、哲学では非常に高いレベルの寛容さが制度化されていることを、ほとんどの哲学者は認めている。そのため、こうした寛容さを排除しようとするオンライン文化での動きは、哲学という分野にとって直接的な脅威である。「ヴィーガンであると同時にプロチョイス(中絶権利擁護派)であることは、あなたの中でどう両立しているのですか?」といった質問は、オンライ
2024年に新書大賞を受賞した『言語の本質』(中公新書)をはじめ、『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』(日経BP)、『学力喪失』(岩波新書)など続々と話題作を発表し続けている今井むつみさん。鋭い分析と考察、そしてその背後にある人間、とりわけ子どもたちの学びへの強い視線に、心引かれている人も多いのではないでしょうか。このパートでは、認知科学の中でも今井さんが重視している「学び」、そして「熟達」について理解を深めるための本を取り上げます。1回目は、『プルーストとイカ』『カンマの女王』です。 「文章を読む」は実は簡単にできることではない 「読む」という行為は、単に「文字を解読して意味を取ること」だと思われています。でも実は、「読む」という行為はものすごく複雑な知的行為です。 認知神経科学者メアリアン・ウルフの『 プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか? 』(小松淳子訳、イ
執筆 山内 直 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)に所属するテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。著書に『Bootstrap 5 フロントエンド開発の教科書』、『作って学べるHTML+JavaScriptの基本』など。 監修 山田 祥寛 静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「独習」シリーズ、「これからはじめるReact実践入門」、「改訂3版 JavaScript本格入門」他、
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 論文は読んでいますでしょうか。 私は英語がからっきし駄目なので、億劫で読みたい論文が溜まってしまうことがしばしばです そんな自分でも、少しでも気楽に論文を読めるように、NotionにPDFリンクを貼ると、自動的にChatGPTが翻訳してくれる仕組みを作りました。 ↑ こんな感じのページが自動で作られます PDFを翻訳してくれるサービスはそこそこあるのですが、数式が入ってくるとポンコツになるものが多く、またフォーマットもPDFではブラウザで読みにくいです そこで、Notion上で全ての内容をオブジェクトとして再構成し、数式や画像
慶應義塾大学経済学部教授の松沢裕作氏による新書『歴史はこう考える』(ちくま新書)が、9月9日の発売直後に重版が決定するなど、歴史好きの間で話題となっている。 同書は、史料をひたすら読み込んだり、あるいは過去の出来事の是非について論争したりといったイメージが先行する歴史学者たちが、実際にはどんなプロセスを経て研究をしているのかを、さまざまな論文の例を挙げながら著した一冊だ。 昨今のSNSなどでは、歴史に関しての論争が繰り広げられることが多く、特に「なにが事実か」を巡ってぶつかり合うケースが目立つが、松沢氏はそのような論争の前に、まずは歴史学のプロセスを知ることが重要だと説いている。その真意について、詳しく語ってもらった。(編集部) 松沢裕作『歴史学はこう考える』(ちくま新書) ――本書『歴史学はこう考える』は、早くも重版が決まるなど、大きな反響を呼んでいます。 松沢裕作(以下、松沢):こんな
Claude は Anthropic が構築した高性能で信頼性が高く、知的な AI プラットフォームです。Claude は言語、推論、分析、コーディングなどのタスクに優れています。
驚くべき動画が公開された。アレックス・タバロックとタイラー・コーエンが最近、彼らの運営する「マージナル・レボリューション大学」 [1]訳注:タバロックとコーエンが運営するブログ「マージナル・レボリューション(Marginal … Continue reading でミクロ経済学の新コースを開講するにあたって、入門教科書の宣伝も兼ねた短いプロモーション動画を公開したのだ。彼らは、「経済学って楽しい、親しみやすい、怖くない」と思えるような動画作りに力を尽くしている。ほとんど全てのセリフにちょっとしたかわいらしいアニメーションがついていて、経済学の勉強は怖くないと思ってもらえるよう作られている。だが動画も中盤にさしかかると、彼らはそれまでの努力をうっちゃって、普通の視聴者を置いてけぼりにすること請け負いのセリフを述べ始めてしまう。動画を見て、彼らの失敗に気づけたか確認してみてほしい。 Intro
あなたは「了解しました」と「承知しました」、どちらをよく使いますか? 【アンケート】 「了解しました」と「承知しました」、どっちを多く使いますか? — 菊池良 / Kikuchi Ryo (@kossetsu) 2016年2月25日 ツイッターでアンケートしたところ、こんな感じでした。わずかに「承知しました」の方が多いですね。 この2つの言い回しですが、「了解しました」よりも「承知しました」を使う方が正しい、とよく言われています。 僕がこれを初めて知ったとき、強い違和感を覚えました。理由は 「了解しました」をよく使っていた 日常でもビジネスでも「承知しました」を使っている人を見たことがなかった ある日、急に言われ始めた からです。「承知」が日常的な言い回しではなかったので、気になったんですね。 そこで調べてみたところ、いつから言われ始めて、どういう経路で定着したのかがある程度わかりました。
厳しい現実社会を生き抜く私たちには、悩みが尽きません。そんな私たちにオススメなのが、ズバリ「読書」なのです! 9月19日刊行、三宅香帆さんの『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』は、人生のお悩みに合わせて「よく効く本」を処方してくれます。本書から、こんなときにはこの名著、というお話を少し、ご紹介いたします。 * * * ひとめぼれしたときに読む本:浅田彰『構造と力 記号論を超えて』(勁草書房) 効く一言:人間を狂った生物とする考え方がある。実際、有機体が、確定的な生の方向=意味(サンス)に従って、プログラムされたコースを歩んでいくとすれば、方向=意味(サンス)の過剰を自然史的アプリオリとする人間は、放っておけばどちらを向いて走り出すかわからない、大変厄介な存在である。 残念ながら、恋より楽しい学問は存在する。 って今ふと思ったんですけど、ほんとですかね。どうなんだろう。人による
システム構成図、ER図、フローチャートなどを描くときに無料で使える作図ツールやドローイングツールまとめ。2024 システムを開発する際には、インフラを構築するためのシステム構成図やアプリケーションの仕様を検討するためのさまざまなUML関連のダイアグラム、フローチャートやデータベース設計におけるER図など、さまざまな作図をする場面があります。 これらの作図作業を支援してくれるツールは多数存在しますが、ここでは無料で使えるツール、あるいは無料プランが利用できる有料サービスなどをまとめました。 draw.io 無料で利用できるドローイングツールの代表的な存在がdraw.ioでしょう。ユーザー登録すら不要ですぐに使い始めることができて、作図したデータはGoogle DriveやOneDrive、Dropbox、GitHubやGitLab、ローカルデイバイスなどに保存できます。 GitHubにサーバ
哲学を"ファッション"として学ぶことについて嫌悪している人を見かける。*1 彼らが真に意図するところは正直よく分からないし、通常の意味でのファッション業界に対して失礼だとも思うのだが、恐らくは「哲学をやっていると言いつつ、趣味として適当に流して済ませる怠惰で欺瞞的な奴が鬱陶しい」くらいの意味かと思う。 彼らに言わせれば、私は恐らく"ファッション"で哲学をやっているタイプに含まれる。そんな私がそもそもなぜ哲学を学んでいるのだろうということが気になったので、少し整理してみる。ある程度に一般的かつ具体的な理由を示すことができる気がしており、せっかくなので私の元々のバックグラウンドの経済学と比較しながら、その理由を述べます。 ① 参入障壁の低さ まず、率直に述べると哲学は経済学よりも学びの参入障壁が低い。これは哲学を"究める"ことが経済学を"究める"ことよりも簡単だということではなくて、学びを始め
Marp:Markdown Presentation EcosystemGet started! Find Marp tools on GitHub! Create beautiful slide decks using an intuitive Markdown experienceMarp (also known as the Markdown Presentation Ecosystem) provides an intuitive experience for creating beautiful slide decks. You only have to focus on writing your story in a Markdown document. The slides above are from generated directly from Marp CoreSho
(PR) 本記事でご紹介している Slidev などのテクニックについて、2021/11/20(土) 開催の VS Code Conference Japan 2021 にてご紹介しました。YouTubeアーカイブや発表資料も是非ご参照ください。 Slidevとは Slidevはエンジニア向けプレゼンテーションツールです。 Markdownで記述した文書から美しいスライドを生成できます。 公式デモ とそのソースとなるMarkdown もご参照ください。 ドキュメントは以下にあります。 すぐに使えるサンプル 使用頻度の高いと思われる記法を含めたサンプルのMarkdownを以下に公開しています。 コピペするなどしてお使いください。詳細は後述します。 上記Markdownを使用しているスライドを以下にデプロイしています。 上記Markdownの記述内容と見比べていただけると分かりやすいかと思いま
『DEBACLE PATH 別冊2』は非常に感化されるもので、この別冊の核といえる「パンク本座談会」(「現場」からの『パンクの系譜学』批判を中心に)を特におもしろく読んだ。ここで取り上げられている川上幸之介『パンクの系譜学』(2024年、書肆侃侃房)については私もモヤモヤと不満を抱えながら読んだので、その不満がこの対談では言語化されて、読むことでツボに命中、スッキリと浄化されたような感覚がある。アカデミアから捉えられた「パンク」に対して、真っ向から、現場のパンクスたちによって、反論が繰り広げられる。痛快である。とくに、「アマチュアリズム」や「反知性主義」(権威を常に疑うこと)、「パンク文化のアカデミズムからの搾取」について言語化されていたのが見事だった。経験が重要であるパンクにおいて、フィールドワークを重視しない研究は、もちろんズレが生じるだろう。うるさい音の鳴るベニューで繰り広げられてい
屈折誰何 さて、部分が全体を追い越すことは可能か、もし可能だとするのであればいかなる条件によってかを考察するにあたり、私が前回この『概論』に寄稿した『部分が全体を追い越すとき』では倫理こそがそれにふさわしいのではないかと考え各用語の整理を行った。今回も引き続き当座の話題を扱っていくがその前に少し遠回りをしようと思う。それは「理解」をめぐる解釈学的循環の話である。 解釈学的循環をめぐる問題はF.アストによって主題化され、その後F.シュライアーマッハー、J.G.ドロイゼン、W.ディルタイ、M.ハイデガー、H.G.ガダマーへとその様相を変化させながら論じられていった。 アストにおいてその循環が問題となるのは古典全体の普遍的精神の認識と個々の古典作品の現れの連関である。個々の古典作品の持つ精神性を解さない限り、私たちは古典作品全体の持つ普遍的精神を感じ得ない。しかし、その個々の作品がそれぞれ「古典
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