エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
病理の話(405) トランスフォーマー的発想で転移する腫瘍
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
病理の話(405) トランスフォーマー的発想で転移する腫瘍
がんが遠方の臓器に転移する際、いったんカタチをかえて移動して、そのあと転移先でふたたび元のカタチ... がんが遠方の臓器に転移する際、いったんカタチをかえて移動して、そのあと転移先でふたたび元のカタチに戻る、という現象がみられることがある。 ワンピースをずっと読んできた人は、大監獄インペルダウンの(元)看守長、マゼランが、毒の道(ベノムロード)を移動するときに、ドロリと溶けて移動して、移動した先でまた元に戻るときのイメージを思い出してほしい。 あるいは、トランスフォーマーを見たことがある人は、ロボ型をしているやつが車に変身して高速移動した先でまたロボットに戻るだろう、ああいうイメージでもいい。 一部のがんは、発生した臓器から移動する際に、あるていどごつごつしていた細胞の骨格をいったんドロドロにして、角張っていた形状から流線型とか水滴状とか、とにかくなんだかふにゃふにゃした状態に変形させる。これをepithelial-mesenchymal transition (EMT), 上皮間葉移行と呼