
2025年4月24日に三笠書房から発売された『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』(神田裕子著)は、発売前から目次やイラストが差別的だと批判を浴びた。特にASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠如・多動症)など発達障害当事者・支援者・専門家を中心に、出版差し止めのオンライン署名が立ち上がり、18,699人(2025年4月29日時点)が賛同。「#神田裕子著作の出版差し止めを求めます」のハッシュタグはXでトレンド入りした。「ADHDは手柄横取り」「ASDは異臭を放ってもおかまいなし」といった表現が問題視されるも、著者は差別的意図を否定した。 「困った人=発達障害/愛着障害/その他精神疾患者」から「いい人」が身を守るためのトリセツ本書は、組織の中で業務が集中しがちな「能力がある人」「仕事を断らない人」「責任感が強い人」を「デキる人」「いい人」とした上で、そのモチベーションを下げる「
目の当たりにした「アットホームな職場」のリアル Sさん(30代男性)は大学卒業後、都内の大手金融機関でバリバリ働いていた。管理職も目前という時、母親ががんを患ったことをきっかけに、地元にUターン。時間に融通が効く仕事を探して、金融知識を活かせる経理関係の仕事に就いたが、Sさんは「“アットホーム”が辛い」と苦笑いだ。 「今勤めている会社は、社長との距離が近く、幹部にもものが言いやすい“アットホームな職場”というのが売り。アットホームというと心優しく穏やかな人たちが集っているかのような印象ですが、うちの場合、ただの馴れ合いです(笑)。 まず社長がいい加減で、私が会社の経費削減や備品の購入を提案しても、気分次第で通したり通さなかったりする。雑に言えば社員が日頃どれだけゴマを擦っているかで対応が変わるんですよね。領収書も、気に入らない社員のものは『粗を探して、なかなか通してくれない』みたいな感じで
日本企業の代名詞だった終身雇用制度も時代の変化の中で薄れていき、転職が珍しくなくなった近年、その数は年々増加している。総務省統計局が2023年12月に公開した「直近の転職及び希望者の動向について」によると、転職した人は前年に比べて12万人増加。転職希望者数は1035万人と78万人増加し、過去最多をマークした。 一方で、その転職が必ずしも自分にとって“成功”とは限らないのが悩ましいところだ。新卒で人も羨む大企業に就職したものの、さまざまな理由で中小企業へ転職した人のなかには、“最初に大手を見てしまったがゆえ”の苦悩を抱くケースもあるようだ。 「若手に裁量権がある」=「現場が勝手に仕事を進める」 田舎で子育てをしたいという考えもあって、日本を代表する大手重工メーカーから地方の町工場へ転職したHさん(30代男性)。「若い人にも裁量権を与える」といった誘い文句も魅力的に感じていたが、早々に「言葉の
120年前の1903年(明治36年)9月20日は、日本で初めてバスの運行が開始された日と言われ、業界団体は9月20日を「バスの日」としています。 しかしバス会社は今、厳しい経営を強いられています。大阪府の4つの市町村を中心に運行している「金剛バス」は、運転手の不足を理由に、ことし12月に路線バス事業を廃止することを明らかにしました。 そして、運転手不足にさらに拍車をかけるとされているのが「2024年問題」です。運転手の労働環境を改善するために24年4月から労働規制が強化され、バスの運転手の年間の労働時間の上限が3300時間に引き下げられます。また、退勤から次の出勤までの休息時間は今より長くなり、11時間を基本として最低でも9時間確保することを求められます。 この問題にどう対応するかが、各地のバス会社の課題となっています。 「このままではヤバい」 社を挙げて運転手採用神奈川県の大手バス会社「
サラリーマンであれば、誰もが胸が締め付けられるような「社内イジメ」のニュースが飛び込んできた。 2018年、青森県八戸市の住宅会社「ハシモトホーム」の営業職男性が上司から「お前はアホか」など罵声を浴びせ続けられた挙げ句、侮辱的な「賞状」を渡されて、その後に精神的な病を患って自殺をしていたのだ。 既に多くのメディアで報じられているのでご存じの方も多いだろうが、あらためてこの「侮辱賞状」の文面をご紹介しよう。 『症状 第三位 ××殿 貴方は、今まで大した成績を残さず、あーあって感じでしたが、ここ細菌は、前職の事務職で大成功した職歴を生かし、現在でも変わらず事務的営業を貫き悪気は無いがお客様にも機械的な対応にも関わらず、見事おったまげーの三位です。陰で努力し、あまり頑張ってない様に見えてやはり頑張ってない様ですが、機械的営業スタイルを今年も貫き、●●みたいな一発屋にならない様に日々努力して下さい
「8050問題」を深刻化させる「寝たきり大黒柱」 「寝たきり大黒柱」という医療関係者の俗語がある。現在、日本の社会保障制度では、医療費の自己負担額には上限があり、高齢者ほど公費負担割合が大きい。そのため、年金支給額から、老親の医療費を差し引いても毎月それなりの額が残ることもある。 これを目当てに、家族が寝たきり老人に対して際限なく延命治療をリクエストするケースは少なくない。それは、愛する親を死なせたくないという気持ちゆえの「懇願」であることもあるが、「金目当て」と感じる医療者も多い。 「容疑者の92歳の母親は数年前から訪問診療を受けていたが、栄養をチューブで送る『胃ろう』を在宅で受けられないことに不満を抱いていた」と報道されている。 もし、容疑者が「無職ひきこもり息子」ならば万策を尽くして親の延命(と年金維持)を要求したのではないか、との推測はできる。だが、90代の人間を際限なく生かし続け
「平等に貧しくなろう」が説得力をもつ社会 世の中で「豊かな人」を見かけても、「羨ましいが、きっと自分にもいつかはその番が巡ってくるだろう」と肯定的に考えられなくなった。そうではなくて「豊かな人は、自分たちから富を奪っている収奪者だからこそ豊かなのだ」という感覚が支配していくようになった。 日本郵政の経営陣は、この社会が左右だけではなくて上下に分断されている空気を素直に読み込んだからこそ、「正社員の《特権》を解体して、フェアな待遇に改定しましょう」と持ち掛けた。こうした提言がたとえネットでは批判殺到でも、実社会においてはこの種の提案を支持する人が今日には一定数いることは明らかだ。 「みんなで豊かになる」という物語をだれも信じられなくなった。無理もない。いつか自分が豊かになると信じて待つには「失われた30年」はあまりにも長すぎたからだ。 「みんなで豊かになる」という美しい物語が死んだ。 その代
10月20日、北海道・札幌市内のバスターミナルに1枚のポスターが出現した。 黄色いユニフォーム姿の選手の写真に『GO BEYOND IMAGINE』の文字が目立つ。昨シーズンから男子バレーボールV.LEAGUEのディビジョン2に参戦する、サフィルヴァ北海道の試合日程を告げるポスターである。 この、目を引くデザインを手掛けたのは、有名デザイナーや大手代理店ではない。何を隠そう、サフィルヴァ北海道でプレーするアウトサイドヒッター・柳川大知(31歳)なのである。 ADVERTISEMENT 「かっこよく作ろうということ、選手が目立つことを大前提として、いちばんこだわったのは『GO BEYOND IMAGINE』というコピーですね。当初から同じコピーをTシャツなどの公式グッズや、次の計画につなげる予定で、クラブの収益になることまでを視野に入れて考えました。あえてポスターではコピーを目立たせて、シー
【人事が期待する人材は恋愛強者!?】恋愛と仕事に関する調査で判明した、仕事ができる人の特徴とは…【収益不動産に特化した総合不動産グループ】株式会社FGH(FORCE GROUP HOLDINGS) 「恋愛と仕事は似ている」 こんな話を、一度はどこかで見聞きしたことがあるという方はいらっしゃいませんか? 実は、恋愛と仕事は似ている部分があります。 「それってどういうこと…?」 と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。 そこで今回、株式会社FGH(https://fgh.co.jp/)は企業の人事担当者を対象に、恋愛と仕事に関する調査を実施しました。 常に仕事と採用に向き合っている人事が期待する人、しない人の特徴が明らかに…! 仕事ができる人の特徴が判明 まず、仕事ができる人の特徴を伺っていきたいと思います。 「仕事ができる人の特徴を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニ
最近、投資に関心のある人から「FIRE」という言葉を聞く機会が増えている。FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、早期リタイアを達成できるような金融的独立性を確立することを指している。平たく言うと、働かなくても十分暮らせるような金融資産を若い時点で形成することだ。 FIREは、資産形成にあって分かりやすい目標の1つだ。FIREに強く憧れる投資家もいるかも知れない。先日も、オンライン配信で開催されたある投資家の集まりで、FIREがテーマのパネル・ディスカッションに参加する機会があった。 その際に、司会者から投げかけられた質問を主な手掛かりとして、FIREについて検討してみたい。 【論点1】率直に言って、FIREにどのような印象を持っていますか? 率直に言って、筆者はFIREを目標とすることに対して、少々違和感を持っている
菅官房長官は民放のBS番組に出演し、安倍総理大臣が19日から公務を再開すると明らかにしたうえで「コロナ禍の現状で、どうしても本人が出てきて陣頭指揮に当たりたいという思いが強い」と述べました。 そして、安倍総理大臣が19日から公務を再開すると明らかにしたうえで「あすも休んでいいのではないかと思っているが、コロナ禍の現状で、どうしても本人が出てきて陣頭指揮に当たりたいという思いが強い」と述べました。 一方、菅官房長官は、新型コロナウイルスをめぐる医療体制について「重症者用のベッドは、まだ余裕がある。4月のピーク時には中等症で入院した人が退院まで3週間かかっていたが、今は1週間で退院している」と述べ、ひっ迫した状況にはないという認識を示しました。 また、感染が収束したと言える状況についての認識を問われ「日常生活への支障がなくなる点だ。なかなか終わりは見えないので感染拡大防止と社会経済活動の両立を
勤務していた高松市内の弁当店で、女性従業員2人を丸刈りにしたり、暴行を加えてけがを負わせたりしたなどとして、暴行や傷害などの罪に問われた店長の女(53)、娘で店員の女(35)両被告の初公判が21日、地裁であった。両被告は起訴事実を認め、検察側は両被告が暴行を繰り返すなどして従業員を支配していた構図を明らかにした。 起訴状によると、2人は、共謀して4月、女性店員(25)の頭を抑えつけて、はさみなどで頭を丸刈りにし、店長の女は5月に、バイト女性(50)の顔面を何度も蹴る暴行を加えて全治約3週間のけがを負わせるなどしたとしている。 検察側は冒頭陳述などで、店長の女は仕事のいらつきなどを発散するために、2018年からバイト女性に暴行を始めたと指摘。19年10月頃から弁当店で働き始めた娘が女性店員を店に紹介したと明らかにした。その上で、店長の女が娘に、暴力を振るってでも指導するよう求めた、と指摘。娘
大手スーパーの西友は、新型コロナウイルスの感染が広がる中で、売り場での商品の陳列や接客などの負担が増しているとして負担軽減のため緊急におよそ3000人の採用に乗り出していることを明らかにしました。 このため会社は、負担を軽減するため緊急で正社員やアルバイトなどおよそ3000人の採用に乗り出していることを明らかにしました。勤務先の休業などで仕事がなくなったり内定が取り消されたりした人たちを積極的に採用し、スーパーの売り場や物流施設などで働いてもらうということです。 一方、すでに働いている社員やアルバイトなど3万3500人に対しては、働きに報いるとして総額3億5000万円の一時金を来月、支給することにしました。1人当たりの支給額は最大1万5000円になるということです。 業界団体によりますと、外出自粛の要請が長期化する中でスーパーの店頭では通常の業務に加えて感染を防ぐ対策や買い物客のクレームへ
学生が就活で会社に求めるものの一位は安定性だという。安定性とは、定年まで給料がもらえてご飯が食べられることらしい。しかし、その考え方は、何もしなくても当たり前のように給料が口座に振り込まれると考える「大企業病」である。今は、大企業でさえいつ経営が傾くか分からない時代。それなのに、安定性というものは、会社に一方的に求めるだけでよいのだろうか。社員が稼ぎ、会社に成果をもたらし、貢献してこそ給料がもらえる。ましてや新卒から数年間は半人前の稼ぎしかないのだから、一人前になってから倍返ししなければならない。給料はもらうものでなく、自分の手で稼ぐもの。義務を果たし続けるからこそ、権利が手に入ることを忘れてはならない。 では、安定性とはどうやって得るものなのか。それは、会社にではなく、自分自身に求めるべきだ。自分の商品価値を高めれば、万が一会社に何かあっても生き残っていける。そういった価値ある自分になる
亡くなった男子大学生の遺族は9日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。 就職先としてパナソニック産機システムズを選ぶことがなければ「こんなに早く旅立ってしまうことはなかった、あの日に戻れるなら戻…
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