米アップルは、同社初となる低価格ノートパソコン市場への参入に備えていることが、事情に詳しい関係者の話で明らかになった。価格を抑えた「Mac」を開発することで、米アルファベット傘下グーグルの「Chromebook(クロームブック)」やエントリーレベルのウィンドウズPCから顧客の取り込みを狙う 製品が発表されていないとして匿名を条件に述べた同関係者によると、新型ノートパソコンは、学生や企業、一般ユーザー向けに設計されており、主にウェブ閲覧や文書作成、軽いメディア編集を行うユーザーを対象としている。アップルはまた、ノートパソコンの操作感覚を好むとみられるiPadの見込み客にも訴求していきたい考えだ。 新端末のコードネームは「J700」。現在アップル内で積極的にテストが進められており、国外のサプライヤーでは初期生産の段階に入っている。来年上期に発売を計画しているという。 アップルの広報担当者はコメ

