オレがサンクコストを捨てまくってきた話(その1)

■AIと性格選択が生み出す新体験 『電脳少女プログラミング2088-壊レタ君を再構築-』は、paizaがこれまでに提供してきた『Paiza Programming Game』(以下、PPG)シリーズの最新作です。PPGは、ユーザーのプログラミングスキルをS・A・B・C・D・Eの6段階で評価する「paizaスキルチェック*」のシステムを活用し、ユーザーが楽しくプログラミング問題に取り組みながら学習できる無料のプログラミングゲームです。 このゲームでは、「楽しみながらプログラミングを」というPPGのコンセプトを実現するため、生成AIを通じてフィードバックそのものをエンターテインメント化しました。 プログラミング学習は難しく、特にエラーやつまずきによってモチベーションが低下しやすい課題があります。この課題を解決するため、生成AIを活用し、楽しくスキルアップできるPPGを作りました。 ゲームプレイ
1000行でOSを作ってみよう 本書では、小さなOSをゼロから少しずつ作っていきます。 OSと聞くと腰が引けるかもしれませんが、OS (特にカーネル) の基本機能は案外単純です。巨大なオープンソースソフトウェアとしてよく挙げられるLinuxでさえ、バージョン0.01はたった8413行でした。様々な要求に応えるために次第に肥大化していっただけで、当初は大変素朴な実装になっていました。 本書ではコンテキストスイッチ、ページング、ユーザーモード、コマンドラインシェル、ディスクデバイスドライバ、ファイルの読み書きをC言語で実装します。これだけ様々な機能が詰め込まれているのに、コードは合計でたった1000行未満です。 「1000行なら1日でできそう」と思うかもしれませんが、初学者には少なくとも3日はかかるでしょう。OS自作のハマりポイントは「デバッグ」です。アプリケーション開発とは違うデバッグ手法
この記事は、『生成AIで世界はこう変わる』(今井翔太著、SBクリエイティブ)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。 ソフトウェア開発における生成AIは、私自身が積極的に利用していることもあり、定量的な研究成果に加え、当事者の生の声もお伝えしたいと思います。この部分に関しては主観的な記述も多くなりますが、その点はご留意ください。 「ChatGPT以前のソフトウェア開発は石器時代だった」とは、ある開発者の言葉です。言語生成AIが持つプログラミングコードの生成能力は驚異的なものです。ChatGPT登場当日、私が最も驚き、「これは本当にすごい」と確信したきっかけは、このプログラミングコードの生成能力を目の当たりにしたことでした。
親子でロボットになる!?失敗から学んだ、我が子にプログラミングを教える親の心構え 2024年12月19日 鳥井 雪 プログラマー。テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消を目指すNPO法人Waffleのカリキュラム・マネージャー、株式会社万葉フェロー。子ども向けプログラミング絵本『ルビィのぼうけん』シリーズや中高生向けプログラミング書籍『Girls Who Code 女の子の未来をひらくプログラミング』の翻訳を手掛け、2023年には自著として小学生向けプログラミング書籍『ユウと魔法のプログラミング・ノート』を出版。女性や子どもへのプログラミング普及の功績を称えられ、2024年、Forbes Japanの「Women in Tech 30( テクノロジー領域で未来を創造する30人の女性)」に選出された。 先日、我が家にはこんなことがありました。 家で下の娘(5歳)と、積み木を使って塔を作っ
本記事は、学生本人から許可を頂いて書いています。 はじまり こんにちはTECOPARK株式会社代表の三宅と言います。会社の代表作はPICO PARKという協力アクションパズルゲームです。今はゲームデザイン業務がメインですが、職業ゲームプログラマー歴が13年、メインプログラマー経験があります。 さて、事の始まりはそんな私がゲーム会社でゲームプログラマーをやってた時代にさかのぼります。私は当時、ゲームプログラマー志望の就活生のプログラムコードを見る機会がありました。ちゃんと設計されているコードを持ってくる学生ももちろんいるが、今のこのタイミングでこのレベルのものを持ってくるとなると厳しい就活になりそうだなと思う子もいました。就活のタイミングではなくもっと早いタイミングで見る機会があればいくらでもアドバイスできたのにな。そう思うこともありました。 その時、思ったのである。 「専門1年または大学1
突然ですが、次のM3柄のソースコードをPython(>=3.8)で実行し、実行結果を入力に何度か繰り返し実行してみてください! 結果はどうなるでしょうか? exec("""m=lambda_x:"".join(x.split()).replace("~"+"~",chr(32))""".replace("_",chr(32)),globals());exec(s:= m('''s="""exec(\\"\\"\\"m=lambda_x:"".join(x.split()).replace("~"+"~",chr(32))\\"\\"\\".replace("_",chr(32 )),globals());exec(s:=m(\'\'%r\'\'))"""%s;import~~base64~~as~~b6;import~~zlib;import~~re;from~~datetime~~i m
はじめに(ホームラボとは) ホームラボ(Homelab)とは、ITエンジニアが市販されているサーバやネットワーク機器を自宅に購入して、検証環境を自宅に保有すること(楽しむこと)事をさします。海外ではHomeLab、日本では”逸般の誤家庭”とX(Twitter)などで書かれており。一部の好事家がと思われがちですが、実はFortigate持ってますとか、Cisco持ってますとか、RTX(Yamaha)持ってますとかは意外と多く、誤家庭予備軍みたいな人は多くいるのではと思います。 今日は深沼にどっぷりはまって抜けられなくなったエンジニアのお話です。 私も20年以上エンジニアとして仕事をしており、若い頃から様々な機器を購入しては捨ててきました。間に結婚や転職などのライフイベントがあり、だいぶ拡大/縮小を繰り返してきましたが、現職でVMware Cloudのサービス責任者という立場になりいろいろ学ぶ
Haskell界隈の一部で囁かれる都市伝説として、「Haskellで求人を出して集めた優秀な人材にPHPを書かせる」というものがありました。この都市伝説に実体はあるのでしょうか? 伝説 まず、議論の前提として、この伝説に言及している投稿をいくつか挙げておきます。これは「伝説が少なくとも伝説としては存在する」ことを立証するために挙げるのであり、これらの投稿について何らかの価値判断を行う目的ではありません。 GCPで人を集めてAWS書かせるやつ、Haskell と PHP で見た — mizchi (@mizchi) March 16, 2022 Haskellで募集してPHP書かせる事件だ — デジタル競争の敗者 (@Lugendre) June 18, 2021 Haskell プログラマを募集して PHP 書かせるって,ネタ元どこなんだろう? — ささき しげお (@SigSasaki)
sponsored いまゲーミングノートを選ぶなら“薄軽”が必須条件、Ryzen AI 9とRTX 4060搭載の最新「ROG Zephyrus G16」 sponsored CORSAIR「iCUE LINK TITAN RX RGB」をチェック iCUE LINKで面倒な取り付けやRGB設定が超簡単、冷却性能もバッチリ高いCPUクーラーが3万円強! sponsored ASUSの新ケース「TUF Gaming GT502 Horizon」にCore Ultra 9 285Kを採用 あれもこれもASUS! 新ピラーレスケースも渋カッコいいBTOPCのコダワリを聞く sponsored 基調講演には総務省 CISOの山内智生氏が登壇、サイバー空間をめぐる脅威動向や政策を紹介 ランサム感染の実体験からMDR導入事例までが語られた「Canon Security Days 2024」 spons
ワイ、国内では結構大きいインターネットサービスを提供する会社にいる。 この数年、一部で競プロ出身者を持て囃す傾向があるが、それは全く幻想であることを伝えよう。 ワイの会社に来た競プロ出身者(2人いる)には、システムのパフォーマンスが出てない部分を高速化してもらったり、なんやかんやで複雑化してしまった箇所を改善してもらったりなどを期待していた。(やけに抽象的なのは特定を防ぐためで、実際はもっと我々の課題は明瞭である。) その競プロ出身者は、プログラミングの腕は一見一流だと思う。高学歴で学生時代から競プロに親しみ、何色が云々だとか、いくつかのコンテストで入賞したりしていた。パズル的な問題を解くには確かに強い人材だと思う。しかし、企業で使うにはあまりにカスすぎて、「企業に出張ってきて迷惑をかけるんじゃなく、部屋にこもって競プロやってろ」と思うに至った。 まず何よりも第一に、コードの品質があまりに
anond:20240624084844 を読んで思ったこと。2番目以降は正直良くわからないが、一点目についてはわかりみしかない。 うちはメガベンチャーで内製アプリの開発保守をしてるんだが、新卒で採った青(水色?)のエンジニアが連続でクソ野郎でめちゃくちゃしんどかった。 ◯色コーダーマウントちょくちょく自分は◯色コーダーだって主張してくる。 こっちはお前が学生時代に取った資格の話なんて興味ねえんだよ。 センター試験の点数自慢してる社会人いるか?いねえだろ。 評価されたければ与えられたタスク以上の成果を挙げろ。 資格自慢をしたければ、社会人にふさわしい資格を取れ。 お前のガクチカなんぞ知らん。 コードがゴミ競プロエンジニアといっしょに仕事したことある人なら大体頷いてくれると思うんだが、彼らの書くコードは本当にひどい。 処理がどれだけ効率的だろうが、実務においてメンテナンサビリティの無いコード
坂口博信さん、成田賢さんが2024年6月22日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で初期『ファイナルファンタジー』シリーズなどを手がけた天才プログラマー、ナーシャ・ジベリについて話していました。 (鳥嶋和彦)やっぱり当時は(開発が)早いよね。 (坂口博信)最長で10ヶ月ですね。 (Naz Chris)ドラクエも早かったんですよね。 (堀井雄二)1なんか半年ぐらいで、2もそのぐらい作っていて。すぐ出したからね。で、3」でやっと1年かかったという話なんで。 (Naz Chris)当時のファミコンのゲームって、そんなもんなんですか? 平均的に1年以内で開発できるんですか? (堀井雄二)容量が少ないんでね、分量がなかったんだよね。1で64KBしかないんで。そこに絵を入れて、音楽を入れて、プログラムをしてっていう。 (坂口博信)そうですね。成田が言ったようにナーシャって
僕がプログラミングに触れた当時は、プログラミングといえば「まず C 言語」でした。それから 10 年以上が経ちました。学校の授業や企業の研修では未だに C 言語を教えているところがあるようです。関数型プログラミング言語という波が来ている 2012 年にもなって未だに C 言語をやっているというのはまるで進歩が無く残念な気もしますが、比較的多くのプログラマに浸透している共通言語を最初に教えるというのは、一方では喜ばしい事だと解釈する事もできるのかもしれません*1。まぁとにかく、本意にせよ不本意にせよ現場で プログラム初心者に C 言語を教える羽目になった 人がたくさんいて、プログラム初心者なのに C 言語を学ばざるを得なくなった 若者がたくさんいるということです。 C 言語を教えるときに避けて通れないのがポインタで、プログラム初心者が C 言語を学ぶときにやたらとつまずく人が多いのがポインタ
先日こういうツイートが流れてきた。 Q:なぜ金融系では未だにCOBOLが使われるんですか? A:お手元にExcelがありましたら任意のセルに「=4.8-4.7-0.1」って入れてみてください。— 遊撃部長F/S&RWAs (@fstora) 2024年6月6日 Q:なぜ金融系では未だにCOBOLが使われるんですか? A:お手元にExcelがありましたら任意のセルに「=4.8-4.7-0.1」って入れてみてください。 普段我々がゴリゴリ馬車馬のように使っているソフトウェアでよく利用されている浮動小数点型、すなわちfloatやdoubleなどは特定の算術に弱いことが知られている。というかもうこの手の話題はあまりに拡散されてしまったので、なぜかネット民はみんな知っている基礎教養、三毛別羆事件とかデーモンコアみたいな感じになっている。 ちなみにこれはCOBOLかそうではないか、という軸が問題になっ
Ghost of Tsushimaなどを作った会社の人が書いた本です。ゲーム開発におけるコードを書く際の教訓を整理し、改めて示し直したいい一冊だったと思います。大事なことですが、著者は決して「このルールを絶対使え」と言っているのではなくて、そもそもまず会社の製品の特性上、このようなルールを敷いておくと品質や生産性を高く保てたという前提があり、その前提を元に「ルールを選び取って自分たちのコーディング哲学を構築しよう」と推奨しています。 ルールズ・オブ・プログラミング ―より良いコードを書くための21のルール 作者:Chris Zimmermanオーム社Amazon この手の本では『リーダブルコード』がよく薦められる傾向にあると思います。私にとってもリーダブルコードは確かに駆け出しの頃すごく役に立った記憶はあるのですが(もう10年くらい前に読んだので正直忘れた)、そこから知識がアップデートされ
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