米高官の妻、グリーンランドに星条旗の色つけ投稿 現地反発「無礼」

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ブリュッセル=森岡みづほ
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 トランプ米政権によるベネズエラ攻撃の余波が、遠く離れたデンマーク自治領グリーンランドにも及んでいる。トランプ政権の高官の妻が3日、グリーンランドを星条旗の柄に色づけした画像をSNSに投稿。トランプ大統領はかねてグリーンランドの領有に意欲を示しており、現地では反発が広がっている。

 投稿したのは、ミラー大統領次席補佐官の妻のケイティ氏。3日、米国がベネズエラを攻撃した後、地図上のグリーンランドを星条旗の柄に色づけし、「もうすぐ」との文言を添えた画像をX(旧ツイッター)に投稿した。

 グリーンランド自治政府のニールセン首相は4日、フェイスブックで、ケイティ氏の投稿が「無礼だ」と不快感をあらわにした。ニールセン氏は「国家間や民族の間の関係は、相互の尊重と国際法に基づいて築かれるべきものであり、私たちの地位や権利を無視するような象徴的なジェスチャーで成り立つものではない」と述べた。

 セーレンセン駐米デンマーク…

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この記事を書いた人
森岡みづほ
ヨーロッパ総局|北欧・NATO・ICC・ICJ・国連担当
専門・関心分野
人の暮らし、歴史、防衛
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    堂本かおる
    (ニューヨーク在住ライター)
    2026年1月5日11時20分 投稿
    【解説】

     見出しにある「米高官」とは、大統領次席補佐官のスティーヴン・ミラーだ。第1次トランプ政権では大統領上級顧問を務め、物議をかもした移民政策を手掛けた人物だ。  後にスティーヴン・ミラーと結婚するケイティ・ウォルドマンは、当時は副大統領マイ

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