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- 2025/06/03 掲載
マイナビ年間MVPが「陰でやってる」2つのこと、“圧倒的”成長につながるツール活用術
徳島県吉野川市出身。2003年、毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ)に入社。10年以上に渡り、新卒採用支援を手がける。2015年に営業統括部長として新卒採用領域で、マイナビがさまざまな指標で業界No.1と評価の出来る成果を達成!その年のマイナビ全社顕彰 年間MVPと社長賞を受賞する。2016年に執行役員に就任し、既存事業の立て直しと新規事業の設立を担当。2017年に国内唯一の総合農業情報サイト「マイナビ農業」を立ち上げ、数多くの農業振興に携わることで、労働市場における社会課題に向き合う。その後、農業におけるマッチングアプリ「農mers」(グッドデザイン賞2019受賞)や、一次産業総合求人サイト「マイナビ農林水産ジョブアス」といった新サービスを開発。2023年5月、マイナビ生活20年目の節目に円満退職。2023年6月、ユニークピースを創業。ママのための人材サービス「ママアイ」や学生向けスクールウェア提供サービス「ガクユニ」など幅広い領域でユニークな自社サービスを提供する傍ら、多くの企業の事業開発支援などコンサルティングも提供し、現在に至る。著書に『Unique Piece あなたの価値の育てかた』(アスコム)がある。座右の銘は「NEVER STAND STILL」-決して立ち止まらない-
スケジュール帳で「振り返り」すべき納得理由
私は、毎日の「小さな振り返り」を繰り返すことで、無理なく経験の質を上げていける感覚を持っています。簡単な方法を1つ紹介しましょう。用意していただくのは、1日のスケジュールが時間ごとに記載できるようになっているスケジュール帳です。もちろん色々と好みがあると思いますが、スケジュールは、この手のものに書き込むようにするのがおすすめです。
普段は、打ち合わせや外出予定、アポなどその日の重要な予定しか書かないかもしれません。そこに、今日1日の細かな行動(仕事)、そこで得た気づきを書いていくという方法です。
スケジュール帳を使うのは、今日1日の出来事を時系列で振り返りやすくするためです。時間が決まった予定や用事だけでなく、1日のどこかでぼんやりと考えたことも、時系列で振り返ることで、「何時頃に、どこで、何を考えたのか」を思い出しやすくなるという理由があります。
意外に思われるかもしれませんが、案外、多くの人がスケジュール帳を見返しません。基本的にスケジュール管理のツールとして使われるため、現在と近い未来の予定ばかりに目が向いてしまうことがほとんどです。すると、自分の行動や思考がただ流れていくばかりになり、相当意識しない限り、そこから何かの気づきや洞察を得ることは難しくなります。
また、自分の可能性は未来にあるのだから、過去を振り返っていても意味がないという考え方もあります。ですが自分の過去の経験を丁寧に扱わないから、いつまでも同じ悩みに苦しめられたり、仕事や人間関係などでも同じ失敗を繰り返したりしてしまいます。やはり自分の日々の経験をきちんと消化していくべきなのです。
自分の過去の行動や思考は、自分の価値を育てるための最高の材料であり、実は大きな価値が眠っているものなのです。それを振り返って活用しないのは、私はとてももったいないと感じます。面倒くさそうに思いますが、だいたい10~15分で終わりますので、参考にしてみてください。 【次ページ】スケジュール帳の活用術「3ステップ」
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