女子ゴルフの小祝さくら(27=ニトリ)が今季残り試合を全休すると、所属事務所が8日に発表した。
小祝は7月の国内ツアー「明治安田レディス」で通算12勝目を挙げたが、翌週の試合で途中棄権してから欠場が続いていた。左手首痛が原因となっており、回復に努めていた中、新たな専門医から「TFCC(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体)損傷」と診断された。TFCCとは手首(特に小指側)にある軟骨と靱帯の複合体で、ゴルファーはじめ手首を酷使するスポーツ選手にみられる症状という。
今後の選手生命を考慮し、慎重に医師と検討を重ねた結果、手術を受ける決断に至り、今季残り試合を全休することになった。
小祝は同事務所を通じて「このたびは、多くの皆さまにご心配をおかけしております。大好きなゴルフをこれからも続けていくため、今は無理せず、治療に専念をして、また元気な姿で皆さまの前でプレーできるように努力してまいります。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントした。