中日は19日のヤクルト戦(バンテリン)に2―6で敗れて4連敗。Bクラスが確定した。借金は今季ワーストの「17」となり、最下位・ヤクルトが4ゲーム差に接近してきた。
中田翔内野手(36)の引退試合を勝利で飾ることはできなかった。先発・柳裕也投手(31)は立ち上がりから制球に苦しみ、2回までに3失点。7回にも一死一塁から内山に左中間を破られ7回途中4失点でマウンドを降りた。
こんなときこそ打線の奮起が期待されるのだが、ヤクルト先発・吉村の前に6回まで0行進。ようやく7回に細川の適時二塁打と石伊の犠飛で2点を返したが8回に中日3番手・メヒアが2点を失いトドメを刺された。
9月に入って4勝12敗とドロ沼にはまり込んでいる中日は残り8試合。最下位ヤクルトとの直接対決が2試合あり、首位・阪神、そしてDeNAと激しい2位争いを繰り広げている巨人とそれぞれ3試合ずつ残している。ヤクルトの残り試合は中日よりも4試合多い12試合だけにここからの両チームの戦い方次第では中日4年連続最下位の可能性も出てきそうだ。