『世にも奇妙な物語』一夜限りの復活編 『世にも奇妙な物語』が35周年ということで、過去の名作が再放送された。 一夜限りの復活編ということらしい。 昔の作品も選ばれていた。 奇妙な物語では、奇妙さに引き込まるものだが、やはり古すぎると時代の変化が気に掛かる。 『夜汽車の男』は昭和の物語 大杉漣主演の2002年『夜汽車の男』は、かなりいろいろ古い設定であった。 これは泉昌之の1981年の漫画『夜行』が原作である。 ドラマ化された2002年時点で、すでに古くなった世界を描いている。 飲み物としてのお茶が売られていない時代 たとえば、主人公の食べる「幕の内弁当」は経木折で、蓋のうらにたくさんごはんつぶがくっついていた。一緒に飲むお茶はプラスチック製の1人用茶瓶である。 これは平成14年(2002)の風景ではなく、昭和56年(1981)の風景である。 かつて「飲み物としてのお茶」は、日本国内では、売
