還流再開要望は下村氏 旧安倍派の元会計責任者が証言―大野元参院議員公判・東京地裁 時事通信 社会部2025年09月25日16時22分配信 自民党の下村博文元政調会長=2024年3月 自民党派閥裏金事件で、約5100万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元参院議員大野泰正被告(66)らの公判が25日、東京地裁(福家康史裁判長)であった。「清和政策研究会」(旧安倍派)の松本淳一郎・元会計責任者=有罪確定=が証人として出廷し、政治資金パーティー収入の還流再開を要望した人物が下村博文元政調会長だったと明らかにした。 〈「裏金議員」どうなった? 自民党派閥パーティー事件 関連ニュース〉 パーティー券の販売ノルマ超過分の還流は2022年4月にいったん中止が決まったが、会長だった安倍晋三氏の死去後の8月に開かれた幹部協議を経て再開された。松本氏はこれま