サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Google I/O
engineering.nature.global
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。大好評の組込みRustで使えるライブラリをゆるく紹介していく「ぶらり組込みRustライブラリ探索の旅」シリーズ、第2弾はATコマンドクライアントライブラリのatatです。 私ごとですが、拙著「基礎から学ぶ組込みRust」ではネットワーク接続して遊ぶ、という内容が書けておらず、ずっとリベンジの機会を伺っています。atatは組込みRustでネットワーク接続して遊ぶ上で有力な選択肢になりそうなcrateです。 atat 本エントリ内で紹介する使い方や内部実装は、v0.16.1をもとにしています*1。 github.com https://docs.rs/atat/0.16.1/atat/index.html 特徴 atatはno_std環境で使用できるATコマンドクライアントライブラリです。embedde
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。以前、ESP-IDF v4.3でヒープ残量が10KB減る問題の調査内容について書きました。 engineering.nature.global そして舌の根も乾かぬうちにESP-IDF v4.4で再びヒープ残量が4KBも減ることに気づき、その調査を行いました。 結論だけ最初に書いておくと、BluetoothがHigh Level Interruptを使うようになり、そのスタックとして静的に4KBを割り当てるようになっています。High Level Interruptを使うかどうかはコンフィグで切り替え可能なのですが、Bluetoothのバグフィックスやパフォーマンス向上をしているため、Bluetoothを使用する場合は甘んじて4KBのメモリをESP-IDFに捧げるのが良さそうです。 発端 先週 (2
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。 現在のNatureでは継続的に新しいメンバーが入ってくる状況が続いています。少しでも早く、新メンバーがチームに馴染んで能力を発揮できるようにするため、日々オンボーディングの改善に取り組んでいます。 ちょうどこの4月1日からNatureに新しくファームウェアエンジニアを1名お迎えしているため🎉、最初の1週間、新メンバーがどのように過ごすのか紹介します。もう少し長いスパンでのオンボーディングについても別の機会で紹介したいと考えています。 良いなと思った仕組みや、ここもっと良くできそう!みたいなフィードバックをいただけると嬉しいです! Notionを活用したオンボーディング管理 NatureではオンボーディングにNotionを活用しており、アカウント発行や貸与物の管理を行っています。 全ポジションで共
Nature でデータエンジニアをしている原( @toohsk )です。 データ分析を行う一方で、Nature に所属しているメンバーが幅広くデータの参照、分析ができるようになるためにデータ分析基盤の構築も行っています。 今回は、Nature で構築しているデータ分析基盤を紹介したいと思います。 どのようなデータ基盤にしたいのか Nature の重要なカルチャーでもありますが、Nature においてProduct Driven で事業が進みます。 speakerdeck.com Nature におけるプロダクトは、スマートフォンのアプリのみならず、ハードウェアやファームウェアなどの開発が含まれます。したがって、一重にエンジニアといえど、得意な技術領域は幅広くなります。また、エンジニア以外のメンバーも含めてサービスのデータにアクセスし、ファクトベースに意思決定できる環境を用意したいと考えてい
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。 先日発売された「チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計」をNature Library1の制度で読んでいたところ、個人的に大きな発見がありました。特に、今までなんとなくもやっとしていたファームウェアチームの立ち位置が腑に落ちました。 要点としては、ファームウェアチームはストリームアラインドチームではなく、プラットフォームチームだった!の一点に尽きるのですが、この気付きに至るまでの自分の葛藤 (と呼べるほどのことでもないのですが) など含めて紹介したいと思います。 「チームトポロジー」については、翻訳者のみなさまが様々情報発信されていますので、ぜひ本や下のリンクにある発表資料を読んでみたり、fukabori.fmを聞いたりしてみてください。 www.ryuzee.com
Nature株式会社ソフトウェアエンジニアチームです。 NatureはスマートリモコンNature Remo1をはじめ、家庭の電力マネジメントのためのスマートエナジーハブNature Remo E2や、電気小売事業のNatureスマート電気3を提供しています。「自然との共生をドライブする」をミッションに掲げ、お客様に利便性と同時にエコであるという、新しいライフスタイルを提供したいと考えています。 昨年、Nature Remoは累積販売台数40万台を越えましたが、エンジニアはハードウェアエンジニアが2名、ソフトウェアエンジニアが8名の体制です。ハードウェアも含め、技術領域が多岐にわたっているため、まだまだエンジニアを募集中です。 本エントリではNatureで使っているソフトウェアの技術スタックや今後の展望2022年バージョンを紹介したいと思います。これは現状の状況を踏まえて選定しているもので
ソフトウェアエンジニアの北原です。 Nature ではモニタリングサービスとして DataDog を使用しています。また、DataDog APM を利用し、HTTPアプリケーションとしてのメトリクスの収集を行っています。 DataDog APM として、どのようなことができるかは、クラスメソッドさんの記事も参考になります。 今回は、Nature の API サーバに DataDog APM を適用するにあたり、オフィシャルのライブラリである github.com/DataDog/dd-trace-go パッケージにプルリクエストを出しマージ、リリースされたのでその説明をします。 github.com github.com まず dd-trace-go では、net/http, Gin, Gorilla Mux, Gorm などメジャーなパッケージに対し簡単に導入できるよう準備がされています
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。ESP32愛好家の皆様、ESP-IDF v4.3で次の変更が入ったことにお気づきでしょうか? Heap: Switched heap algorithm to one based on TLSF, improves performance especially when using a high number of allocations in PSRAM リリースノート1にさらっと1行だけ書かれていますが、「え?ヒープアロケータ変わったの?インパクト大きくない?」というのが最初の印象でした。本エントリではこのさらっと入った変更の、意外と大きな影響について解説して参りたいと思います。 本エントリの要点は次の通りです。 ESP-IDF v4.3からヒープアロケータがフリーリストアロケータからTLSFア
ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。あけましておめでとうございます。 今年の目標はNature Remoのファームウェア開発にRustを導入すること、です。そこで引くに引けない状況を作り出すためにRustに関するブログエントリを書き、既成事実を積み上げていきます。 ぶらり組込みRustライブラリ探索の旅、と題して組込みRustで使えるライブラリをゆるく紹介していくシリーズをやりたいと思います。第一弾はBBQueueです。 BBQueue 本エントリ内で紹介する使い方や内部実装は、v0.5.1をもとにしています。 github.com https://docs.rs/bbqueue/0.5.1/bbqueue/ 特徴 BBQueueはno_stdで使えるだけでなく、スレッドセーフで、排他制御なしに使える Single Producer
こんにちは北原です。 Natureのバックエンドはおおよそ Go で書かれています。3月にリリースしたNatureスマート電気も同じく Go で実装されています。 energy.nature.global Natureスマート電気を作るにあたって、いわゆる営業日の計算をする必要があり*1、当時小さく、メンテナンスを自分でしていける Go のライブラリがなかったので github.com/soh335/shukujitsu というものを作りました。 github.com インターフェイスとしては与えられた日付が祝日かどうかを判定するもののみを提供しており非常にシンプルな作りになっています。 if shukujitsu.IsShukujitsu(time.Now()) { fmt.Println("shukujitsu!") } こちらは内閣府から提供されている csv データをもとに作成され
機械学習エンジニアの原 @toohsk です。 ユーザの皆さんに使っていただくなかでNature Remo は4周年を迎えることができました、ありがとうございます。 今回は、Nature Remo シリーズが日常でどのような時間帯にどのような家電を操作しているのか?を可視化したので、紹介していきたいと思います。 何をしたの?? 今回は2021年9月にNature Remo から家電にコマンドを送信した曜日 × 時間帯をヒートマップとして可視化しました。 また、Nature Remo 単位で利用した曜日 × 時間帯をヒートマップとして可視化しました。 何でこの分析をしたの?? 一般的にサービスを開発していく中で、このような使われ方をされるのではないか?しているのではないか?などの想像が働くことがあります。このような想像をふくらませるときに想像者の原体験に左右されてしまい、マイノリティなケース
Nature株式会社ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。スマートリモコンNature Remoシリーズを手がけるNatureでは、スマートホーム新標準のMatter1に注目しています。 GitHubでMatterのプロトコルスタックやいくつかのサンプルが公開されて2います。今回は比較的簡単に動かせるM5Stack3のBLE/無線LANを使ったサンプルを試しながらMatterについて学んでみたいと思います。 Matter MatterはCSA (Connectivity Standards Alliance) が策定している新しいスマートホームの標準規格です。これまでのスマートホームデバイスは各デバイスメーカーがそれぞれの規格に沿って開発していましたが、各社のデバイスが共通して使う規格を決めることで、デバイス間の相互接続性を高めよう、と
Nature株式会社ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。今回は、Natureのファームウェアエンジニアの業務内容を紹介し、その魅力をお伝えします! NatureはスマートリモコンNature Remo1/スマートエナジーハブNature Remo E2を製品として展開しています。ファームウェアエンジニアはこれら製品のファームウェア開発を主に担当しますが、それだけに留まらず多岐にわたる業務を遂行しています。 現在ファームウェアエンジニアとして携わっている業務としては、次のものがあります。 Nature Remoの企画/開発 toB向け新規事業の立ち上げ Remoの改善 カスタマーサポートの技術調査 ファームウェア開発プロセスの改善活動 開発補助ツールの作成 Nature Remoの企画/開発 スマートリモコンというジャンルも認知度が上が
タイトルのとおり、「Nature Bath【エンジニア向け】開発メンバーが語る!Natureスマート電気事業の開発秘話」と題して、オンライン勉強会を明日5/26(水)に実施します。以下のようなことについて、私を含めたNatureスマート電気開発の主要エンジニア陣がお話します。 Natureスマート電気とNature Remoとの関わりや今後の展開 電気事業の技術的な面白さやチャレンジングな点 Nature初のSPAアプリをReactで開発した話 まだまだ申し込みは受け付けていますので、ぜひご参加ください。 さて、Nature社は、スマートリモコンのNature Remoを作っていたはずなのに、突然Natureスマート電気という電気小売サービスを始めてどうしたんだ、Nature Remo事業は大丈夫なのか、と感じている人もいるかも知れません。 また、IoTは技術的に面白そうだったのに、電気事
Nature株式会社ファームウェアエンジニアの中林 (id:tomo-wait-for-it-yuki) です。 本記事では、拙著『基礎から学ぶ 組込みRust』1がC&R研究所様より出版されたので、書籍の紹介やNatureのファームウェア開発にRustを使っていきたい、ということを書きます。 本を書きましたエントリは個人ブログで書いている2ので、それとは少し違った観点から話をしたいと思います。 『基礎から学ぶ 組込みRust』の紹介 2021年5月現在、Rustはすでにマイナーの域を超えたと言って差し支えない状況でしょう。一方、組込みRustはまだまだマイナーな分野です。『基礎から学ぶ 組込みRust』出版をtwitterやブログで告知した際も、「Rustって組込みできたんだ?」という反応が少なくありませんでした。 マイナー扱いから脱するための施策として、認知度を上げ、入門を手厚くする、
Nature株式会社VPoEのid:Songmuです。当社でもエンジニアリングブログを始めることにしました。 NatureはIoTスマートリモコン製品のNature Remo1を主力製品としていますが、家庭の電力マネジメントのためのIoT製品スマートエネルギーハブNature Remo E2や、電気小売事業のNatureスマート電気3も提供しています。目指すところはクリーンエネルギー100%の世界の実現で、お客様に利便性と同時にエコであるという、気持ちの良いライフスタイルを提供したいと考えています。 先日、Nature Remoは累積販売台数30万台を越えました4が、エンジニアはハードウェアエンジニアが2名、ソフトウェアエンジニアが8名の体制です。ハードウェアも含め、技術領域が多岐にわたっているため、まだまだエンジニアを募集中です。 さて、今回は最初のエントリということで、Natureで使
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Nature Engineering Blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く