女子プロレス「マリーゴールド」の〝スーパールーキー〟山岡聖怜(18)が、スーパーフライ級王者・岩谷麻優(32)に挑戦を表明した。

 20日の新木場1stRING大会で聖怜はビクトリア弓月と組み、岩谷&南小桃と対戦した。

 シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」開幕戦(8月3日、大阪)で聖怜は岩谷から勝利。それ以来、同王座に照準を定めて減量を続けてきた聖怜は、この日の試合で岩谷と対峙すると闘志をむき出しにし、セカンドロープからスピアーを放った。

岩谷麻優(右下)に挑戦表明した山岡聖怜
岩谷麻優(右下)に挑戦表明した山岡聖怜

 さらにジャーマン2連発からの得意のエイオキクラッチで仕留めにかかる。これを切り抜けられたが、その後も弓月と好連係を連発。最後は弓月が小桃にビクトリアシューティングを浴びせ、3カウントを奪った。

 試合後マイクを持った聖怜は「麻優さん、私はドリーム・スターで麻優さんから勝ちました。だからそのスーパーフライのベルト挑戦します。いいですか?」と真っすぐに挑戦を表明した。

 すると岩谷から「山岡聖怜、確かにあなたにドリーム・スターで負けた…。もちろん受けて…え、(10月26日の)両国じゃないよね?」と確認された聖怜は「私は両国国技館でやりたい相手がいます。だからチャンピオンになって両国国技館を迎えたいので次の後楽園でお願いします」と10月13日の後楽園大会での挑戦を指定。

 王者から「もちろん、岩谷麻優もチャンピオンとして(両国国技館に)立ちたい。だからその前の後楽園でやりましょう。よろしくお願いします」と挑戦を受諾され、王座戦が決定的になった。