2012-08-08

あなた達が求める人材を探す方法

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http://anond.hatelabo.jp/20120806110955

デザイナー系の仕事で10年近く食っている身として、こういう人たちをみると毎回内心うんざりしてきます

きみたちは「絵師」を探しているといってますが、違います。きみたちが求めているのは「アートディレクター」です。

会社内での「絵師」の仕事は上の要望通りに綺麗に絵を仕上げること。そして「アートディレクター」の仕事クライアント要望をうまく噛み砕きつつ、自社独自のオリジナル性を組み立てて、それをイメージにして自分、もしくは部下の絵師デザイナーに細かく指示を出してゲーム内のアートワーク世界観全体を仕上げていくこと。

アートディレクター』とは「絵師」や「デザイナー」の上位ポジションであり、きみたちはただの一介の絵師にそういった上位ポジション仕事を任せようとする。そんなスーパーマンはいません。

君たちがしていることは、例えるなら現場大工建築士仕事も任せるようなものであり、一介の兵士軍曹クラス現場指揮能力を求めるようなものです。

それなりの大企業の出すゲームが高レベルアートイラストレベルを量産できるのは、絵を描くのがうまい絵師スタッフだけでなく、彼らの上にちゃんとしたアートディレクター存在して的確な指示を出せるからです。

入ってきていきなり『セーラームーンっぽいキャラを描いてくれ』って頼まれたら、そりゃセーラームーン二番煎じしか描けませんよ。だって軸となるオリジナルコンセプトがまったくわからないんだもの。いくらそれっぽいサンプルを大漁に集められても、その中に共通するテイストを取り入れつつ独自のオリヂナル性を作り出すのって文字にしたら1行だけど実際には並大抵の仕事じゃないんですよ。

かといって予算時間も限られている中小企業にはそういったアートディレクターゼロから育てる余裕はないでしょうから、僕なりの解決策を提案しましょう。それは現在よその会社ソーシャルゲーム作っている入社2,3年程度の新人絵師デザイナーヘッドハンティングすることです。過去にちゃんとソシャゲで絵師として活躍した実績はあるけど、まだアートディレクタークラスではない人材。でもちゃんと会社内で働いていたのでソシャゲ作りで何を求められているのかはある程度掴んでいる。そんな人材です。これくらいなら人件費的にもなんとか行けるんじゃないの。

そして大事なのは、君たちが探しているのは「絵師」じゃなくて「アートディレクター」、もしくは「絵師スキルもあるアートディレクター」だと自覚することです。その上で他社で活躍されている新人絵師に「君をうちのソシャゲ部門のアートディレクターとして迎えたい。」といえば、多少給料が厳しくてもステップアップとして興味を示す人はいると思います。なにせ大手企業にいてもアートディレクタークラスになるのはやっぱごく一部ですからね。

大事なことなのでもう一度いいます。きみたちが探している人材を探す最適な方法は「すでに他所で働いている経験2,3年の新人アートディレクターとしてヘッドハンティング」です。

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