はてなキーワード: アノニマスとは
そんなネタをtwitterで見かけたけれど、twitterはリアルの知り合いからもフォローされているのでアノニマスブログで告白する。
お袋の味を覚えてほしいみたいな話があるけれど、そういう人はある意味幸せだなとも思ったりする。
いやー、とある郷土料理を母親が祖母から継承したんだが、まずくてまずくて。
結婚したら配偶者の家の料理を食べて、うまかったので、うちではそっちを継承することにした。
実家の料理の味を兄弟は気に入っているようなので、そっちはそっちで頑張って継承してくれって思う。
自分は現金なやつなので自分がおいしいと思う料理は勝手に継ぐけど、おいしいと思わない料理は継がないな。
誰も喜ばないのに伝統というだけで継ぐのも残念じゃないのって思ったりはする。
最近の日記を眺めていると、やけに冗長で、読み終わっても何も残らない文章が目につく。
内容が薄いのはまだいい。人の文章に完成度を求めすぎるのも酷だし、匿名だからこその自由さもある。
けれども、ただ他人を貶めたり、世界を呪ったりするだけの悪意に満ちた日記が延々と続くと、読んでいて息が詰まる。読む人の心を少しでも動かしたいという意志や、何かを伝えようとする気持ちが見えない文章は結局ただのノイズになってしまう。
だからこそ、そこにほんの少しでも誠実さや思いやりが込められていれば、読む側の時間は無駄にはならないし書いた側も孤独な吐露以上のものを手にできるはずだ。
どうせなら誰かに届く言葉を書いてほしい。弱音でも、愚痴でも、そこに「生きている人間の温度」があれば、それは読む価値がある。悪意だけで埋め尽くすのは…書いた本人にとっても結局は虚しいんじゃないだろうか。
アノニマスダイアリーを「つまらなくしている」のは仕組みでも環境でもない。そこで書かれる言葉一つひとつが、つまらなくも面白くもするんだと思う。