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はてなキーワード: リーゼントとは

2025-06-20

AIに「納豆菌はなぜ強いの?」と聞いてみた

しかしよく分からなかったので、納豆菌を美少女擬人化して書いてもらった。

それが以下文である

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納豆抗争伝:ナットウコ vs アクダマネ

 

 朝6時、冷蔵庫区・発酵エリア

 

 白衣姿の少女が、ぽつん体育座りしていた。

「ふぅ……今日発酵、順調です……」

 彼女名前ナットウコ。納豆菌高の3年生。見た目は地味、性格は温厚。でもひとたびスイッチが入れば、どんな環境でも生き抜く"不死身の菌"である

 

 そのとき

ちょっとォ! ここ、アンタの縄張りだと思ってんなら勘違いも甚だしいんだけどォ!?

 

 バタン!!冷蔵庫の扉を蹴破るようにして現れたのは、金髪ボブにリーゼント風前髪、スカジャン羽織った不良美少女――アクダマネ自称「腐敗上等!悪玉菌連合のヘッド」である

 

「アタシら腐敗菌を、冷蔵庫で腐らせねぇようにって放り出してくる消毒マン共! あんたもグルだろ?」

 

「いえ、わたしはただ……豆を、発酵させたいだけで」

 

 静かに立ち上がるナットウコ。白衣の下から、粘つく糸がぬるりと現れる。

 

「やる気ィ……かよォ!」

 

 ヤンキーアクダマネ突撃しかし――

 

「芽胞モード、起動」

 

 バシュッ!!

 ナットウコの身体が硬質スーツのような透明殻で包まれ、あらゆる打撃を無効化

 

「なっ……効いてねぇ!?

 

 続けざま、ナットウコの周囲に広がる糸状物質ポリグルタミン酸だ。

 

「この糸は……お前の仲間も動けなくしてたヤツじゃねぇか!」

「ええ、でもこれは“愛の結界”なんです」

 

 すかさず反撃しようとするアクダマネだが、周囲の雑菌がバタバタと倒れていく。

 

まさか……抗菌物質!?

「バチシリン、投下完了です」

 

 立ち上がるアクダマネしかし息が荒い。冷蔵庫の低温が、じわじわと効いてきていた。

 

「チッ……今日は引いてやるよ。だがな、あたしら悪玉菌連合、カビーズやらピロリ姐さんも控えてんだ。次はまとめて行かせてもらうぜ、ナットウコ!!」

 

 そう言い残して、彼女はドアの隙間から消えた。

 

 残されたナットウコは、そっと豆を撫でる。

 

発酵とは……耐えること。争いに勝つことではありません。けれど……彼女が来るなら、準備はしておかないと」

 

 白い息が、静かな冷蔵庫の中に広がっていった。

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うん、よく分からん

2025-06-11

anond:20250611135946

マイルドヤンキー蔑称っていうのはなんでなん?

ヤンキー的な価値観を持ってるけどリーゼントとか痛車とかヤンキー的な意匠を纏わない人達って別にバカでもなんでもない普通の人じゃない?

2025-05-10

anond:20250509120551

おまえはさー「我が校にリーゼントの不良はいません。昔は問題になりましたが今はいないので極めて健全学校です」

って言われて「そうなんだ、じゃあ安心だ」って思うわけね

今時そんな不良は希少種だろ

それで健全学校だなんて全然言えないよな

でもおまえは信じちゃうんだね

おめでたい

2025-04-15

anond:20250415080306

なんか嘘食いのファンと小競り合いしてるけど、俺はつまらないと思ったのにそれを否定したい理由わからん

嘘喰い面白い作品だが特にラストの持っていき方は残念極まるしそこが大嫌いなんだがね

俺のことを全否定してる自称ファン人達嘘喰いの全てを肯定しなければいけないという呪いでもかかってるのか?

個人の感想程度に何怯えてるんだ?

何年も前に完結してるだろ

いまさら批判されるなら本望じゃねーか


逆に嘘喰い面白いポイントはいくらでもあるよ

ギャンブル頭脳バトルとしては珍しく、戦闘ゲーム役割が分離されている

例えばミノタウロス迷宮暴力担当頭脳担当バラバラなので、お互いに相性の悪い相手と当たったらやばいという状況で生き残るという筋書きは面白い


ティは名シーンを数多く出していた

作中屈指の格闘戦の多さと冷静沈着な頭脳バトルの攻防のアップダウンハラハラした

単なる数字当てでよくここまでの描写ができるよ

今連載しているジャンケットバンクよりこの辺りは上手

しかハチャメチャな戦闘が階下でも起こるとか贅沢の極みとしかいいようがない


地味だけど、お館様(ハル)のキャラが最も活かされていたのはレストランコーヒーフレッシュゲームだな


あと黒服連中の使い方絶妙

なんやかんやアイツラが戦ってれば面白くなるのズルい

しろ後半そればかりだったし

俺はリーゼントお気に入りで、もう少し元々のヤンキーで頑張って欲しかったが、まあ色々あったんだろう

でもラストは平凡というか投げっぱなしすぎ

元々大してストーリーがなかったけど、あれでこの話はツギハギで無意味でどうでもいい設定とポエミーな表現だけで成り立っていると暴露されたわけだ

まあなんていうか、そっかそうだよね

キャラ人気も高いしゲーム面白い伏線上手く使ってるけどストーリー楽しいかっていうとね

まあ俺はニワカだからこの程度だし、細かいゲームの内容とか感想言えないけどさ

この作品の良し悪しはこのくらいは言える

けどおまえらは幾つかの解釈違いとかで責めるだけで一切作品のものを話さないよな

人の解釈は指摘できるけどそれ以上は何にも言えませんてか?

2024-04-29

anond:20240429163117

短くする一択

高校の時、髪に頓着しなかったときはのびまくって天然でリーゼントみたいになってたんだけど、

運動部はいってウザイと思ってめっちゃ短くしたら急に女子に話しかけられるようになってびっくりしたわ

それ以降はずっと短めにしててふつーにモテてた

2024-03-23

anond:20240322000014

中学校の荒れ具合は地区によるんだと思う

大阪府岸和田市の各公立中学校はどうしようもないDQNが多く、YouTube金髪リーゼント自作白ランで来てるバカ集団がたくさん見れる

栃木茨城群馬福岡辺りもおそらくそういった中学がポツポツあるんだと思う

親が40万出して中学の子供の卒業式特攻服買ってやったってインタビューで答えてたの見て眩暈がしたわ

バカがガキ作ると本当にろくなことにならん

2023-05-24

暴走族ってなんだったの?

最近ヤンキー漫画を読むようになって疑問に思ってることがある

漫画だと普通に暴走族っているけど現代だともういないじゃん

昭和遺物というかそういう歴史上の存在なわけだけどあれはなんだったの?

・当時の陽キャ流行ってたのがバイク集団で集まってたのかな?

リーゼントとかパンチパーマとか意味不明髪型にしてるけどなんなの?

ヤクザ下部組織でケツモチしてもらってる?

・今でいう半グレケンカだけじゃなくて犯罪普通にやってる?

・でも引退っていう概念があるっぽいし若いうちにやるものっぽい

・今はもうおじいちゃんだと思うけど当時のことは黒歴史なのかな?

はてなのおじいちゃんたち教えてよ

2023-05-18

続・「リーゼント」は誤用されているのか?

前回の記事こちら。

anond:20201124190429

テーマ

リーゼントというのは前頭部の髪型(ポンパドール)ではなく後頭部の髪型(ダックテイル)のことだ」って本当なの?

だいたいの前回のまとめ。


さて、今回の記事の主眼は、前回の記事でも書いた「ポールグラウス」という人物は何者か、というところにあるのだが、そのまえに増田英吉が戦前からリーゼント」を施術していたという証拠提示しておきたい。というのも国立国会図書館デジタルコレクション検索したところ1936年広告を見つけたのである

スタア 4(21)(82) - 国立国会図書館デジタルコレクション

ゲーブル・トーンに英國風カッティングを加へた銀座ユタカ調髪所創案のリーゼントスタイルお薦めしま

この「ユタカ調髪所」というのが増田英吉の店である

「ゲーブル」というのは俳優クラーク・ゲーブルのことだろう。

などがこれでわかる。

なおインターネット上で「リーゼント命名者」とされるもう一人に尾道理容師小田原俊幸がいるが、彼が「リーゼント」を発表したのは昭和24年1949年だというので遅すぎる。おそらくは既にあったリーゼント独自アレンジしたとかそういう話なのだろう。

さて、では増田英吉や小田原俊幸とは違って、ググっても検索結果に引っかかりすらしない「ポールグラウス」とは何者なのか。あらためて調べてみると、1931年イギリス刊行された『The Art And Craft Of Hairdressing』という書籍にその名が掲載されていることがわかった。

The Art And Craft Of Hairdressing : Gilbert A Foan Ed : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive

7ページ(16 of 700)より。

PAUL GLAUS, Past President, Academy of Gentlemen’s Hairdressing (London), a former Chief Examiner in Gentlemen’s Hairdressing, City and Guilds of London Institute.

ポールグラウスは、ロンドンの「Academy of Gentlemen’s Hairdressing」の前会長であり、かつては「City and Guilds of London Institute」の紳士向け理髪の主任試験官でした。

同姓同名同職の別人の可能性もなくはないが、おそらくはこの人が「ポールグラウスなのだろう。ただし、この書籍の著者はGilbert Foanという人物で、ポールグラウスは「Special Contributor」としていくつかの記事寄稿しているだけである

そして驚くべきことに、この『The Art And Craft Of Hairdressing』では「リーゼント(Regent)」についても解説されているのである。「リーゼント」は和製英語であると思われていたが、やはり由来はイギリスにあったのだ。

118ページ(146 of 700)より。

One of the most artistic and distinguished of haircuts, the Regent has been worn by elderly society gentlemen for many years. Then it was always associated with long hair, in most instances nice natural wavy white or grey hair. Since the present writer first decided to cut this style shorter, but in exactly the same shape, the style has been in great demand.

リーゼントは、最も芸術的で格調高いヘアスタイルひとつで、長年にわたり、年配の社交界紳士たちに愛されてきました。当時、リーゼントは長い髪、それも自然ウェーブのかかった白髪白髪の髪によく似合う髪型でした。筆者がこのスタイルをより短く、しかし全く同じ形にカットすることに決めて以来、このスタイルには大きな需要があります

Rub the fixative well into the hair, spreading it evenly, but do not make the mistake of using so much that it runs on to the face and neck. Then, when the hair is saturated, draw the parting and comb the hair in the position required, sideways, going towards the back of the ears.

整髪料を髪によく揉み込んで均一に広げます。顔や首に流れるほど使いすぎないよう注意してください。髪に馴染んだら、分け目を作り、耳の後ろに向かって横向きに髪をとかします。

リーゼント」の解説を読むかぎり、そしてイラストを見るかぎり、その前髪には分け目があり、側面の髪を横向きに撫でつけて、襟足はバリカンでV字に刈り上げていたようだ。どうやら前髪を膨らませるわけではなさそうである。また、この書き方だと、もともと「髪の長いリーゼント」が存在しており、それから「筆者」によって「髪の短いリーゼント」が生み出されたらしくはある。具体的なところは不明だが。

追記。鮮明な画像を見つけたのでリンクを張る。ダックテイルのように左右の髪を流して後頭部で合わせているのがはっきりとわかる。

https://www.pinterest.jp/pin/59672763786345196/

ちなみに、この書籍の281ページ(316 of 700)では「Duck-Tailed Pompadour」という髪型も紹介されている。おおっ、と思ったがこれは女性向けの髪型で、いわゆる「エルビス・プレスリー髪型」とは異なるように見える。しかし、後頭部をアヒルのお尻に見立てる発想や、それとポンパドールを組み合わせる発想は、まず女性向けに存在していて、それが1950年代アレンジされて男性にも適用されるようになった、ということなのかもしれない。

ややこしいことに、このスキャンされた『The Art And Craft Of Hairdressing』は1958年に発行された第四版なので、どこまでが改訂の際に追加された内容かわからない。1936年ポールグラウス日本リーゼントを紹介した、という話があるからには、少なくともリーゼント1931年から存在していたと思うのだが…。

追記Google Booksにあった1931年版に「The Regent Haircut」が記載されていることを確認した。

『The Art And Craft Of Hairdressing』はイギリスで30年以上にわたって改訂されつつ出版されていた名著らしいので、当時のイギリス理容師あいだでは「リーゼント」はそれなりに広まっていたのではないかと思うのだが、現在では「リーゼント」という言い方はぜんぜん残っていないようだし、それどころか英語圏でさえ「リーゼント」は和製英語だと書かれていたりするのも謎ではある。

ともあれ推測するに、まず1930年代以前にイギリスで「リーゼント」という髪型が生まれ1936年ごろにイギリス人ポールグラウス日本に「リーゼント」を紹介し、その「リーゼント」を見た増田英吉が日本人に合うように「前髪を膨らませるかたち」にアレンジして広告を打った、という流れなのではないかと思われる。

というわけで大枠の結論としては前回の記事と変わらないが、いくつかのディテールが明らかになったことで状況の理解度は上がったと思う。こちからは以上です。

2023-03-30

anond:20230330002308

別にそんなことはないぞ。ポンパドールリーゼントと呼びはじめたのはリーゼントが生まれからだいぶ後だし。

ポンパドールは単体でも生きていけるけど、リーゼントはポンパドール無しじゃほぼ生きていけない感があってちょっと切ない

2023-02-02

おっさん達に訊くけど

昔ってリーゼントとかパンチパーマって本当にいたの?

2023-01-09

地元修羅の国と呼ばれているのを見るのがしんどい

子どもの頃から地元があまり好きではなくて、大学進学で上京してからはずっと東京に住んでいる。

9年前、毎年テレビで見ていたあのお祭りのような成人式(成人祭)には普通の振り袖を着て参加した。

会場で会った高校同級生たちはみんな普通の格好だったけど、小中学校同級生にはやっぱり派手な格好をしている子たちもいた。

小学生の時に片想いしていた男の子が30センチくらいのリーゼントに金ピカの袴を着ている姿を見たときは、少しだけ胸がぎゅっと切なくなったのを覚えている。

東京に戻ってからは、友人たちに会場で撮った写真を見せながら「修羅の国成人式」を紹介して笑い話にした。

地元北九州であることは変えられないのだから自虐のつもりで、せめて笑い話にしようと思っていた。


あれから何年も経った今、自分出身地が「修羅の国」呼ばわりされているのを見るのがつらくなっていることに気づいた。あの頃、自分もそう呼んでいたのに。

思えば、あの日成人式は確かに「派手」ではあったけれど、決して荒れてはいなかった。

修羅の国」は発砲事件手榴弾などが見つかっていた当時の治安を指して言われ始めたこなのだろうけど、だとしても、あの街の治安成人式の派手さは関係がないのではと思うようになったので、「修羅の国成人式」という紹介にモヤモヤするようになった。

思えば、あれは一種コスプレイベントのようなもので、オタクが年に2度コミケで思い切ったコスプレをするのと趣旨は同じで、方向性が違うだけなのだろう。

なんなら、コロナ前の渋谷ハロウィンの方がずっと荒れていたと思うけれど、渋ハロ別に修羅の国」なんて呼ばれない。東京だもんね。

今年もまた北九州を「修羅の国」呼ばわりする記事を見て、胸が苦しくなるのと同時に、ライター差別意識に想いを馳せている。

2023-01-06

anond:20230105180833

クールスの流れで、

リーゼントに垂れサン革ジャンという方向性もあって

そういう類はハーレー志向だったもんだが

なぜかジャメリカンは族に馴染んでいかなかった。

ハーレー」というブランド名称に

壮絶な価値が置かれていたいい例だよな。

限定解除の壁を越えないといかんかったしね。

あいうのはみんなFLHやらCHIPSにいったんかね。

そういえばCHIPSコスプレってほぼ絶滅したよな。

2022-11-24

映画】天気の子

映画館でみればよかった〜〜

小栗旬全然気付かなかった すごすぎ

・いい…

ラスト、滅茶苦茶ネタバレした上で見たけど全然面白かった

ラブホシーン、先輩いたんか 前情報でてっきり2人きりだと思ってた

リーゼント刑事、なんか段々嘘喰いの門倉さん思い出してきた

言葉の端々とか一瞬出た写真とかで

ホダカ君はあんまり親?に大事にされてなかったんだなって

確実に伝えてくる…

・当時パラサイトと天気の子がたまに一緒に語られてることあったけど

みたらなるほどってなった(雨とか家族とか貧困とか半地下とかなんか色々)

・瀧くん滅茶苦茶普通に出てきてわろた

・なんで窓あけたし

・発砲シーンで音楽流れる所、何故か少し笑いのツボで困った

発砲までしたら引き返せんやろ感といいことした感のBGMバランス

ちょっと面白く感じてしまって

2022-11-23

君の名は。」「天気の子」への返歌としての「すずめの戸締まり

ネタバレあり】

過去の重さ』と『大人子ども』について

過去の重み

君の名は。」はタイムリープすることで、過去を「変える」物語である主人公の瀧は、過去の少しずつ忘れられはじめた悲劇追体験し、不思議な力によって惨劇回避する。その点において「すずめの戸締まり」では、誰も過去を変えることはできないということが明示される。常世過去現在も混在する世界であるし、主人公のすずめは物語の終盤で過去自分出会う。しかしそれは過去を改変することにつながるわけではないし、亡くなった母親常世で再会できるようなことがあるわけでもない。死者は死者である


「天気の子」における帆高の選択は、「すずめの戸締まり」のすずめとは真逆である世界なんかより君が大事だと叫び銃をぶっ放して走る帆高に対し、「すずめの戸締まり」ですずめは大震災愛する人を天秤にかけるという選択を迫られ、愛する人を選べなかった。それにはすずめの過去震災被害経験が重くのしかかっている。「天気の子」では帆高の過去意図的に透明化されているし、帆高と東京とのつながりはどうにも希薄である


翻って考えてみて、「君の名は。」の過去改変も、「天気の子」で世界よりも君を選ぶのも、エゴイスティック世界を改変する行為である。「すずめの戸締まり」では人知れず災害を防ぎ、薄氷の上にある世界を昨日と変わらず続ける選択を行う。「大事仕事は、人からは見えないほうがいいんだ」と草太は言う。世界微妙な均衡の上に成り立っており、それはいつすべてが灰燼に帰してもおかしくない。



過去の2作品と今作の対比で際立つのは、過去の果てしない重みである過去は変えられない。過去ははてしなく重くのしかかってくる。人にとっても社会にとっても。忘却するわけではない。でもどこかで区切りをつけて前に進まなければいけない。そのための儀式が戸締まり。鎮める。そうしてまた行ってきます

大人子ども

大人論理子ども純粋さ」という対立軸日本アニメ漫画文化普遍的テーマである。「君の名は。」では三葉の父親を説得するという小さな対決イベントはあるが、メインテーマに絡んでくるわけではない。祖母組紐伝統を三葉に受け継ぎ、導く役割を担うが、どちらかと言うと舞台装置として機能している。


「天気の子」では鮮明に「大人論理子ども純粋さ」が対立軸として描かれるが、対立解決落とし前をつけるというより、主人公たちがぶっちぎったような形で終わる。また登場する大人は、誰も主人公たちに対して大人としての役割を果たさない。須賀は大人のズルさを持ちつつも精神的には未熟でもある。子どもたかり、ほぼ無給でこき使い、保身のために投げだす。リーゼント刑事も少し思うところはありそうだったが、帆高の未熟さに毒づき、押しのけられるだけである象徴なのは須賀の義母である相手と会話しているようで、自分の中ですべて完結している。自分価値観から一歩も外にでることはない。大人たちが大人として子どもに向き合わず、与えられた仕事役割をこなすだけ(と描写される)のがある意味現代的ではある。


一方「すずめの戸締まり」では、環との葛藤和解が大きなストーリーライン構成する。物語のオモテ面が災害を防ぐため各地をめぐる旅だとすれば、ウラ面は過干渉な叔母から実家への逃避行である。環も、神戸出会シングルマザーのルミも、完璧とは程遠い人物である。環はすずめを引き取ったことで失ったものを未だに悩み、無理をして母親像を演じ裏切られると怒りを爆発させる。ルミはヒッチハイクしてきた高校生ベビーシッターをさせて、更に深夜までスナックで手伝わせる。そんな大人だが、二人とも真摯にすずめに向き合う。草太の祖父は、自分の孫が要石にされた状況で、その事態引き起こし当人に対して「これで良かった。すべてを忘れて帰りなさい」と声をかける。

もともと新海誠キャラクターの背景や生活史をほとんど深く描かない表現者だった。ほしのこえ、雲の向こう、秒速。ほとんど若者しか登場せず、「どの作品主人公ヒロインは一緒」と言われることすらあった。心理描写を最低限に、抒情的に美しい風景に仮託して表現し、視聴者勝手自分と重ねられるようにする。それを極限まで純化ささせた作家性だった。それがこのような作品を作るまでになるとは夢想もしていなかった。過去作品を糧にしつつ、全く新しい作家性を手に入れ、見事に作品に落とし込んだ。「新海誠最高傑作」との宣伝文句伊達ではないと思う。集大成であるし、ここまで来た新海誠が次に何を作るのかが今から楽しみである


小ネタ

・すずめとは「鎮め(地鎮)」であり、「ミミズを食べるもの」でもある

・すずめの瞳にミミズが反射して赤いハイライトが差すのが「すずめにしか見えていない」ことと、揺れがおきるたびにミミズを探してしまうすずめの恐怖をうまく描写していた

・冒頭の朝ごはんがやけに気合入っててこんな朝ごはん普通つくれねーよと思ったら伏線だった

椅子が三本足なのは「三本足でも立って歩いていける」ということ

・昔の閉じ師の本の表紙が「Agarta」(スペル違うかも)と書かれていた(星を追う子ども異世界

2022-11-22

白い太いズボン、金茶髪リーゼントに白いタオルねじ鉢巻きにして、大股開きでタバコ吸ってる

こんなオールドタイプヤンキー久しぶりに見た

いや、リアルではじめて見た

ここが千葉の片田舎からなのだろうか

2022-10-09

anond:20221008205128

2022-10-01

美容院の注文が難しすぎる

最近美容院に通い始めた。

以前から行きつけの床屋があったのだが、そこの人気が出てきて予約もできないため、日によってはカットまで2時間ぐらい待たされることもあった。

その点、今通っている美容院LINEで予約ができ、場所も自宅からほど近い場所にある。美容院なんて床屋上位互換だし、美容院に行っても良いじゃないかと思っていき始めたが、難しさを感じている。

私は髪型だとかに無頓着で興味がなかったので、床屋に行くのはただただ伸びてきた髪をカットし、毛量を少なくするためだと考えている。むしろ、おしゃれな髪型になって目立ってしまうことを避けていると言ってもいい(まぁリーゼントかにしない限り、そこまで目立つこともないだろうが)

以前の床屋では、店員さんに「全体的に短めで。」というだけで丁度いい毛量になった。

ただ、最近行き始めた美容院では「全体的に短めで。」というと店員さんが言外の意味を汲み取ってしまい、おしゃれな髪型になってしまうことが多くなった。店員さんの注文に対する解像度カットに対する表現力が高いことで生じてしまった問題な気がする。

おそらく、美容院での注文の仕方を覚えて「横の部分はバリカンmm、頭の頂点付近は何mm、後ろ髪ははさみだけで。」等と注文すればよいのだろうが、言葉通りに「全体的に短め」なカットにする良い方法は何かないだろうか。

2022-07-30

anond:20220730204347

まず客観であるとか、自分他人を分けて考えるとか、そういうのが必要

からビンラディン暗殺アメリカから見ると良いテロリズムアルカイダから見たら悪いテロリズム

そして911アルカイダからみたら良いテロリズムアメリカから見ると悪いテロリズム

自分が誰のために何をしたいのかよくよく考えることだ

次に、増田うだつの上がらない社会的弱者とのことだが

そんなもん頭をリーゼントにして世紀末肩パッド装備すりゃ完全解決だろ

何でいきなりテロがどーたらこーたらって話になるんだよ

ていうかもう考えるな、酒でも飲んで寝ろ、余計なことするな

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