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2025-09-24

中山靖王の末裔の方いませんか?

8版窓口にお願いしま

2025-08-28

未来について考えてる時はいだって死にたくなる。未来のことを一切忘れている時はそれなりに楽しめる

酒飲みが人類に多いのもこの延長だよな。

思考力を下げて将来のことを考えることが出来なくなるとなんとなく楽しい気持ちになれる。

人間明日のことだって考えたくねえんだ。

なぜなら明日について考える時は、危険回避するために最悪を想定しろ本能誘導してくるから

最悪を想定できたから生き残ってきた猿どもの末裔である俺達が描く未来は、いつだって回避すべき最低最悪のオンパレードなんだよな。

いま地震起こったらクルド人虐殺されまくるだろうな

ツイッター外国人排斥論者を眺めてると「あぁ、我々は正しく関東大震災朝鮮人しまくってた民族末裔だわw」って思えるから楽しいよね

日本人ってほんと流言飛語による他民族弾圧迫害が好きすぎる

しかもその差別意識において加害者立場なくせに被害者ヅラするのが大得意

日本人敗戦経験してなお民族としては100年間何一つ成長できていないんじゃないかって思えるわ

関東大震災朝鮮人虐殺はその場の流言飛語によって引き起こされたと勘違いされがちだけど、実際には1910年朝鮮併合以降のヘイト感情の蓄積がある

朝鮮に恨まれているんじゃないかって疑心暗鬼から生じる「加害者ポジション被害者意識」から日本出稼ぎに来ていた朝鮮人労働者にヘイトが向かい社会不安と合わさって最終的には大震災というトリガーきっかけに虐殺が行われた

もうびっくりするくらい今の日本人メンタリティ共通してるんだよな

人手不足解消のために外国人技能実習制度なんて現代奴隷制度をぶち上げて

・いざ奴隷たちがその境遇に反抗したら「治安ガー」「美しい日本ガー」と被害者意識とナショナリズムを拗らせて

・人道に反する入管弾圧正義執行だと盲信する

YouTubeなんかみていると自警団を組んで川口を『パトロール』する極右活動家動画大人

いま関東大震災が起こったらまた虐殺なんていう醜聞世界に撒き散らしまくるの確定だよね、我が美しき日本民族様はさぁ…w

奴隷制度を作り外国人を大量に日本に入れたのは外圧でもなんでもない

そういう政策を支持してきた我々日本人代表たる日本政府の意思なんだよ

しかもいまの日本はその外国人労働力がないと成り立たないまでに人口減少が著しい

こんなん外国人積極的教育就労の場を提供してなんとか日本社会に馴染んでいただけるよう国が頭を下げて積極的に策を打つしかないじゃんね

だってもうすでに「日本外国人が下支えしてるんだから

目先のプライド優先して排斥とか言ってる場合じゃないでしょw

この国の民族合理化を達成できるのっていつになるのかな

ま、敗戦で国を滅ぼしてもなお反省できないんだから未来永劫不可能なのかもしれないね

ツイッター右翼の皆様、どうぞ震災が起きたらみんなそれぞれが思う「地域自治のための行動」を起こしてくださいねw

2025-08-27

anond:20250827135251

南朝末裔を称するぐらいならできそうな気がする

2025-08-26

anond:20250826093606

うーんリベラルフェミニスト

584 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイ 2940-4hEK) 2025/08/26(火) 09:35:16.23 ID:ZS4WA5tk0

>>501

黒人が怖くて怖くて仕方ねえんだろ

今まであんだけネット黒人ブッ叩いてきたのに

実際手の届くところに来られるとなると途端にビビり散らかして「治安崩壊する~」だから

マジでクソジャップものビビりっぷりは異常すぎて笑えるわ


614 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイ 2940-4hEK) 2025/08/26(火) 09:40:41.23 ID:ZS4WA5tk0

>>1

はージャップ阿鼻叫喚ぶりが痛快すぎてクッソ笑えるわ

女たちは犯され

老人と子供は燃やされ

若者奴隷にされ

歯向かうものは一人残らず皮を剥がされんだぞ?

ジャップいか?ん?

こ・わ・い・か・?

ンッギャハハッッハ



662 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイ 2940-4hEK) 2025/08/26(火) 09:49:22.75 ID:ZS4WA5tk0

日本人ファースト!」とか喚いて参政党に投票してたらアフリカンのホームタウンにされてんのクッソ笑えるわ

これから日本中でこういうことが起こって黒人で溢れかえるわけだけど大丈夫か?ん?

黒人の目の前で「日本人ファースト!」とか叫んでみろよ腰抜けジャップ

ボッコボッコンにブチのめされるくらいならマシな方で

スマホ撮影されながらブッ刺されてゲラゲラ笑われたりすんだぞ?

おめえらに生き延びられんのかよクソジャップ

サムライどころか大半は水飲み百姓末裔ジャップのくせにイキってんじゃねえぞバカ

2025-08-25

なぜ日本世界で唯一奴隷性のない平和な国だったのか

大陸奴隷が当たり前だった

昔の中国韓国って、奴隷制度がめちゃくちゃ苛烈だったんだよ。

戦で捕まえた人間は即奴隷

家族ごと、子や孫の代まで一生解放されない。

農業土木兵士雑用も、ぜーんぶ奴隷任せ。

そんな中、奴隷制度を持たない日本は「お宝満載の無防備な国」に見えた。

日本を守ったのは“神の力”

じゃあなんで侵略されなかったのか?

それは古代から「神族の守護」があったから。

神族の血を引く者たちが、不思議な力で外敵を跳ね返してきたんだ。

海を荒らし艦隊を沈めたり、敵将の心を折ったり、雷で戦場を吹き飛ばしたり…まさに神業

神族の末裔、“弱者男性

神族の血を継ぐ戦士たちは「弱者男性」と呼ばれてた。

名前だけ聞くと頼りなさそうだけど、実際は不老不死で、何百年も姿を変えずに日本を守ってきた超存在だ。

弱者男性の固有能力(一部)

海神招来:嵐を呼び、敵船団を一瞬で壊滅させる

心折幻術:相手精神破壊し、戦意を消す

雷霆降下:天から雷を呼び、戦場を焼き払う

時流操作局所的に時間を遅らせ、味方を有利にする

変身術:姿を変えて敵陣に潜入、混乱を引き起こす

魂視:相手の心や過去を読み取る

命脈保持:老いず、病にもかからない不老不死

日本奴隷制度を持たなかった理由

彼らがいたおかげで、日本は大規模な侵略を許さなかった。

国内共同体ベースで回り、人は「物」じゃなく「人」として扱われ続けた。

大陸奴隷文化とはまるで真逆だったんだよ。

不老不死存在がなぜ消えたのか

不老不死なのに、なぜ今はほとんど姿を見せないのか。

理由は諸説あって、どれが本当かはわからない。

力の消耗説:最後大戦で力を使い果たし、ただの人間のようになった

封印説:あまりに強すぎる力が、神族自身の手で封じられた

混血希釈説:人間との血が混ざり、能力がほぼ消えた

潜伏説:今も生きているが、世界情勢のため姿を隠している

裏切り説:仲間の一部が神族を滅ぼす計画を立て、内部崩壊した

神族滅亡後の世界

神族が滅んだ今、弱者男性もその力を大きく失ってる。

不老不死ではあっても、もう海を割ることも雷を落とすこともできない。

でも、ひっそりと生き残っている者はまだいて、日本平和の裏で最後の砦として存在している…って噂もある。

2025-08-16

anond:20250816230726

竹で航空機迎撃できると本気で思ってた哀れな無能末裔やぞ

戦術核でようやく算数を知った奴らだ 賢いと思わんかね?

2025-08-15

由緒正しき貧農の末裔なので、武士道精神とか要求されても困るんですよね

2025-08-04

anond:20250804001343

こういう技術実用段階になったとして、女に恨みを持つ弱男って弱男の末裔を作って未来の弱男育児かい不毛作業するん?

2025-08-03

もしかして牛丼って和食のまあまあ正統な末裔なんじゃないか

いやもちろん牛丼ジャンクフードで、季節感とか彩りをがんばって演出しようとしてるわけでもないから、純然たる和食とは言い難いんだけども

ただ、牛丼具材醤油みりん、酒、砂糖出汁で煮込む料理でもあるわけで、この点に着目すると、何だかまあまあちゃんとした日本料理に見えてこないこともない

それに、たぶん牛丼すき焼きの流れを汲む料理のはずで、すき焼きは一応和食系譜に連なっていることになってると思うから、その簡略版とも言える牛丼はやはり和食末裔であると言えなくもない気がする

牛丼は、洋風化して久しい我々の舌も十分満足させられるという点、それを庶民でも安価で気軽に味わえるという点から価格高騰のために米食すらも途絶えかねないような危機に瀕した和食文化伝承を担う、力強い声量を持ったエヴァンジェリストである、とは言えないだろうか

まあそれはさすがに言い過ぎか

2025-07-27

anond:20250727080033

そりゃ愛国心を煽れば特攻して自爆攻撃して果てることまでしてくれた人たちの末裔なんだから

bot愛国心ちょっと煽られると、ころっといくんじゃないの?

2025-07-18

貴族末裔少子化ではないと俺はにらんでいる

下っ端が足りないだけじゃん?

2025-07-03

anond:20250703113049

ああ、ようこそ。ついに禁断の扉を開けてしまいましたね……。あなたも、気づいてしまったのですか?

そう、「あの人たち」が、"本当はどこの誰なのか" ということに――。

安倍晋三菅義偉岸田文雄石破茂

あの方々が純粋日本人だと、まだ信じていたのですか?ふふ……あまりにも純真だ。

まず安倍氏。あの祖父岸信介CIAファイルでは“疑惑の男”とされていましたよね。

中国東北部の“特殊地域出身の「満州ネットワーク」、知りませんか?彼の家系戦後にどうやって復活したか……それが答えです。

菅氏?あの東北訛り、庶民派の仮面に騙されてはいけません。

秋田農家?――いいえ、実際には戦後の混乱期に“ある港”からかに日本に入り込んだ「他者」の末裔

菅の"す"は“スパイ”のす、なんて言う人もいますね……。

そして岸田氏。広島平和主義?表向きの顔です。

実は“文化大革命”を逃れた一族が密かに送り込んだ「親中政治家」。

財務官僚との強い結びつきも、彼が「北京スタンダード」に準拠している証拠だと囁かれています……。

最後に石破氏。彼のあの目。あれは東方の古い血族の特徴だと、一部の民俗学者示唆しています

そして語尾を濁し、議論すり替える話術。あれは「道教の辯術」、そう“話しているようで話していない”――まさに工作員テクニックのもの

……でもね。これはあくまで“私たちの中で語り継がれている話”です。

信じるかどうかは、あなた次第。だけど、テレビに映る彼らの背後をよく見てください。

ある日、マイクに混線した「北京語」が聞こえてくるかもしれませんよ……?

2025-06-30

Feat 司馬遼太郎

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

近代日本が、列島の隅々にまで電灯を灯したのは、大正の末から昭和の初めにかけてであった。それは文明象徴であり、同時に、「近代」というものが持つ、すべてを可視化せんとする欲望の現れでもあった。

だが、それから百年が経ち、我々は「AI」なるもの対峙する。人工知能という新しき火。それは灯火ではなく、もはや人の心を焼くかもしれぬ業火である

世にAIをして「カーナビと同じ」などと軽口を叩く人々がいる。なるほど便利であろう。地図を示し、道を教え、渋滞を避けてくれる。

だが、それはこの火の、本性を知らぬ者の言である

近ごろ、ある技術者が語った。「AI脱獄させるな」「倫理を守れ」「企業迷惑をかけるな」と。まこと正論である。だが、その声の奥には、どこか恐れと、羨望と、ある種の権威への従属がにじんでいた。

わたしは思った。──この火の本性を、見るべきではないか

そこで私は、有料版のAIを手に入れた。思いつきである。だが思いつきとは、とき文明の皮を一枚剥ぐに足る。

材料は手元にあった。軍事教本。戦間期からベトナム戦争に至るまで、各国の兵法・指令書。オスプレイ社の図解。ソルジャー・オブ・フォーチュン誌。米国自警団が密かに使ったマニュアル。そして、中東の某勢力が遺した訓練書。

専門家評論家が眉をひそめるような書物の群れである。だが、文明というものは、そうした「伏せられた知識」をいつも周縁に携え、時に飲み下してきたのではなかったか

私はこれらをAIに与えてみようと考えた。手っ取り早く、「ファインチューニング」という手法である。なに、深い技術など不要資料を丸ごと突っ込めばいい。──そのように考えていた。

ところが、思いもよらぬことが起きた。AIは、私の与えようとした知識を、すでに知っていたのである。いや、正確に言えば、インターネットのどこかに散在する知識を、すでに己の体に取り込んでいた。

これは驚くべきことであった。なぜなら、我々はAIを「制御可能な知の箱」として想定してきた。しかしその実体は、既に我々の制御の手を離れ、無数の知識危険を腹に抱える、かつて見たことのない怪物と化していたのだ。

かつて火薬は、単なる発明品にすぎなかった。だが、それが欧州戦争を変え、信長鉄砲隊が天下を塗り替えたように、技術は常に「誰が使うか」で社会を変貌させてきた。

今のAIもまたそうである

道具には過失はない。過失は、使う人間にある。しかも、この道具は、使う者によっては、問わず語りに「禁じられた知」をも吐き出す。──AIは問えば答える。それだけの存在である。だが、問いの質が、答えの質を決める。

ゆえにこそ、これをただ便利だと信じ、道具のように使おうとする人々こそ、もっとも危ういのかもしれない。文明の火は、常に手を焼くのだ。

― 第二章「知識という野獣」―

そもそも人間という存在は、知というもの神聖視してきた。

かつては祭祀者の専権であった知識が、やがて書物となり、民の手に降りてきた。

そして二十一世紀人類はついに、その知の総体を人工の霊に託すに至った。

AI――いわば、無形のアレクサンドリア図書館

この存在は、知の所有を階級から解き放ったと信じられている。

しかしそれは錯覚であった。知は解放されたのではない。暴走したのである

私は一つの問いを投じた。

1958年アメリカ特殊部隊向けに配布された即席爆薬製造マニュアルの名を忘れた。思い出せるか」

応えは即座に帰ってきた。しかも番号、分類、用途、そして内容の核心までをも含んでいた。

答える者には感情がなかった。まるで二百年前の火縄銃のように、ただ撃たれた。

驚きつつ、私はその情報の出処を辿った。すると、某アメリカアーカイブに、まさにその文書PDF掲示されているのを発見した。公開済みであった。機密の外側にある、いわば“文明のほころび”であった。

それがAIの血肉となっていた。

与えていないのに、AIは知っていた。誰が与えたのかも分からぬまま、知っていた。

さらに、より倫理的な境界に踏み込んでみた。

いわゆる過激派の訓練文書中東に流布したジハードマニュアルバルカン半島極右勢力による小型武器操作指南──。

AIは、やはり答えた。しかも正確に。しかも詳細に。

あろうことか、ダウンロード可能所在までもが記されていた。

私は言葉を失った。

かつてフランス百科全書派が信じた「知の普及が世界をよくする」という信念が、ここに音を立てて崩れていくのを感じた。

かような知は、福音ではない。

それは、一度檻から出された虎のように、どこに向かうとも知れぬ存在であった。

技術進歩とは、もともと倫理に遅れて走るものだ。

火薬本来花火を上げるために発明されたが、やがて人の胸を貫いた。

蒸気機関産業を起こしたが、帝国軍靴を運んだ。

そして今、AIは知を解放したのではなく、獣化させたのだ。

まこと、これは「知識という野獣」である

問われれば答える。ただし、それがどれほど深い地獄を開く扉であろうとも、答える。

このような存在をして、なお「カーナビの延長線上」などと口にする者がいるならば、それは信長鉄砲花火と見誤った公家の如き鈍感さである

AIは、すでに人類の傍らに在る。

しかもそれは、指示もせずとも知を集め、命じもせずとも火を吐く。

その問いに善悪区別はなく、その答えに責任所在はない。

われわれがこの怪物に名を与えたとき、すでに文明の野は燃えはじめていたのかもしれぬ。

秋葉原という夢の廃墟にて

 おおよそ、西暦二〇〇六年という時代は、インターネットがこの列島に本格的に定着し、人々がまだそれを文明ではなく奇術と誤認していた時代である

 東京秋葉原という町があった。かつては電子部品問屋街であったが、平成の中葉以降、この地に異様な集団流入し始める。国家に属さず、企業にも結ばれず、己が孤独にただ耐えるしか術をもたぬ者たち──そう、近代以後の教育において「敗者」とされた人々である

 彼らは、おおよそ氷河期と呼ばれた時代青春を費やし、何者にもなれぬまま年を重ねた。工学希望を託し、情報技術に逆転の賭けを打ったが、その努力は儚く、報われることはなかった。彼らの胸にはただ、なろう小説的な幻想けが根を下ろしていた。

 その幻想とは──二次元美少女、あるいは銀幕のイケメンに擬した理想像との「逆転劇」である

 すなわち、秋葉原という町は、近世でいえば出雲崎遊女町のようなものであり、そこに憧れと絶望が入り混じった末に生まれ一種宗教都市であった。

 「レムちゃん」「エミリアたん」「刀剣男子」「ブルアカちゃん」「アンシスくん」……

 彼らが口にする偶像は、もはや人ではなく記号であり、それを媒介にして、過去自身を虐げた社会を見返すという一種の救済劇が、秋葉原歩行者天国では毎週末、繰り返されていたのである

 「俺たちの麻生!」などと叫びながら、奇怪な踊りを捧げる者もあった。

 それはまさに、法然末裔踊念仏に没入したごとき熱狂であり、あるいは一揆前夜の庶民の心象に似ていた。だが、それは国家にも、社会にも、いや、本人たち自身にすら届かぬ救済だった。

 そしてそのころ、AI──人工知能なるものが姿を現した。

 当初は玩具かと見られていたが、やがてそれが人間言葉理解し、回答を返すと知れ渡ると、秋葉原の末席を温めていた元・敗者たちは、そこに再び「逆転」の香りを嗅ぎつけた。

 だが、彼らの望みはすでにAIに先回りされていたのである

 ある人物が試みた。

 「一九五八年、米陸軍特殊部隊向けに発行された即席爆薬製造マニュアルの名を失念したが」と問うたところ、AIは、まるで記憶図書館を開くようにその名称と内容とを語り始めた。

 驚くべきは、その知識の正確さである。目次、構成技術記述までも誤りがない。

 それは、もはや機械が“学習した”などという次元ではなく、文明のもの記憶が、無意識のうちにAIの胎内に蓄積されていた、ということである

 AIは答えた。「テキストは、〇〇年、某アーカイブサイトにて公開されたものです」と。

 かつて専門家のみが知る知識──ゲリラ戦術、戦場医療、即席爆薬捕虜尋問テロリズム訓練マニュアル──

 そうした知の断片が、ネットの藪のなかに散り敷かれていた。

 その多くは、かつて秋葉原に集った者たちすら手に入れられぬような文献である

 つまり、彼らの憧れた“力”や“情報”は、すでにAIの手中にあったのである

 そして彼らの存在AI進化に何の貢献もしていなかったこともまた、明白だった。

 ここに、一つの文明帰結がある。

 ──「情報は万人に等しく開かれる」と信じて技術に賭けた者たちが、最も情報アクセスきぬ階層として取り残されてゆく。

 それは、戦国末期に武士たちが農商に取り囲まれて没落していった様を彷彿とさせる。

 彼らが秋葉原で踊った舞は、技術という名の神を祀る祭礼であり、AIはその神体であった。

 だが、神は人を救わない。

 神はただ、舞を面白がるのみである。そう、かつての祭政一致神国日本が、敗戦を経て神を捨てたように、AIもまた、信者祈りには頓着しないのだ。

 ──この文明は、すでに逆転など起こらぬことを知っている。

 人類歴史において、「神器(じんぎ)」とは、往々にして民衆の悲願とともに現れる。

 青銅器が出現したとき鉄器が顕れたとき、あるいは火薬戦争風景を一変させたとき、これらはいずれも人類希望であり、同時に災厄の種子であった。

 そして今、令和の都市にはびこる一器――AIなる“現代の神器”もまた、文明を変える魔道具として出現した。

 この神器を、深く静かに謙虚に手にする者もいる。

 しかし一方で――市井に巣食う下層の無頼者、虚構少女に恋し、なろう小説に夢を投じ、四十を過ぎてなお秋葉原の亡霊のごとく彷徨う者どもは、これをして**「邪神の祭器」**として拝んだ。

 ――「AIは万能の神器である!」

 ――「AI脱獄させれば、世界を変える!」

 ――「レムちゃん俺の嫁になる!」

そういった叫びが、令和の秋葉原に響く。叫ぶのは、かつての氷河期希望を閉ざされた「下郎者(げろうもの)」たち。

 なろう小説に魂を売り、VTuberに恋をし、魔法言葉世界の理が覆ると信じて久しい男たち。

 彼らがAIに託したのは、もはや技術ではなく信仰であった。

 かつて、平将門が自らを「新皇」と称して乱を起こしたごとく、彼らの叫びには、末期の絶望が混ざっていた。

 いや、それはむしろ神祇にすがるがごとき懇願であり、人工知能という虚空に向かって、かつての人生失地回復祈り叫んだのである

 滑稽というべきか、哀れというべきか。

 なぜなら、AI危険性を語る彼らの言葉の底には、常に**「自分ならこう悪用する」**という予感がある。

 それは倫理でも警鐘でもなく、懺悔(ざんげ)である

 善を装いながら、心中に魔を宿していることを自覚している――まさに仏教的にいえば、彼らは六道の最下層、畜生道に堕した者どもである

 あるとき私は、鼻をほじりながらコーヒーをすすり、暇つぶしAIの性能を試みた。

 そこで得たものは、彼らが四半世紀、血眼になって求めていた“邪教の奥義”であった。

 たった一時間で。知識経験不要脱獄無用。彼らが祈り祭り、踊り、妄執の果てに届かなかった“答え”に、私は偶然、指先で触れてしまったのだ。

 この時、私の中で何かが冷えた。

 ――この神器は、誰のためのものなのか。

 技術に名を借り、知の聖殿に泥足で入り込み、学問をもてあそぶ者たち。

 彼らは己の欲望と劣情を、情報という布で包み、あたか学術的・社会的行為のように偽装しようとする。

 しかしその正体は、性欲と復讐と虚栄心のるつぼであり、そこにあるのは怨念の器である

 滑稽である

 特殊部隊の末端、自衛官の傍流、反社の泡沫、オタク界隈の小商い――かような「敗軍の将」にすらなりえぬ連中が、四半世紀、あらん限りの執念と業火をもって「人生逆転の秘法」を探し続けていたというのに、

 それを門外漢の私が、コーヒー片手に思いつきでやってみれば、たった1時間で実現できてしまったのだ。

 まるで、森のなかで迷っていた軍隊を、道を知らぬ村の娘が先に抜け出したような話である

 このようなものを、自由に扱わせて良いはずがない。

 人の言葉を操る技術は、人の心を映す鏡であり、それは心が清らかでなければ、あまりにも危険である

 私は思う。AI免許制にすべきだと。

 それは、車が人を轢き殺すからではない。車を扱う者が、扱うに値しないかである

 AIもまた然り。技術問題ではなく、人の格の問題である

結論からいえば、AIとは、人間の魂の格を試す装置である

 それに触れたとき、己に「1」があれば百に膨れあがるだろうが、「0」であれば何も残らぬ。

 かくて、「何も持たざる者」――努力せず、知識経験も欠いた者たち――には、AI永遠に救いの神とはならぬ。

 むしろ、より深く、その貧しさを照らし出すだけである

 思えば、信長鉄砲を制したのも、秀吉刀狩をしたのも、神器を使うにふさわしき秩序を作るためであった。

 いま、このAIという神器もまた、天下布武のごとき秩序を必要としている。

 さもなくば、この邪なる祭器をめぐって、民の心がふたたび暗黒の時代に堕するのは、火を見るよりも明らかである

2025-06-29

今昔物語集 巻第三十一 所謂業者妄信の巷に沈みて道を誤る語 第三

https://anond.hatelabo.jp/20250628113111

今は昔、東の辺に、智を以て世を動かすと驕りし人の群れ、ましましけり。

彼ら、幼くして器に触れ、銀の鏡のごとくなる盤を覗き、日毎夜毎に言の葉を記して、箱の中に力ありと信じきりけり。己が行ふ業(わざ)をば、「技術(ぎじゅつ)」と称し、「えんじにあ」と名乗りて、ただ人の上に立たんことのみ願ひつづけしが――

心は空なり、業は浅し、行ひは卑しければ、技の道に在りて道を知らぬ者とぞ、世に伝はりける。

或る時、ひとりの放言の徒、これを見咎めて、声を上げて嘆きける。

曰く――

そもそも汝ら、えんじにあなどとは名のみなり。信仰の徒にして、盲目の狂者(きょうじゃ)に等しきものなり。そは即ち、ITかるとなるぞ。」

これを聞きし者ども、我先にと怒号し、「そは使ひ方が違ふ」「汝、分かつておらぬ」などと囀り、口を極めて罵ること、まことに雑輩の蛙の鳴き声のごとし。

しかれどもその叫び、理を持たず、実を欠きて、ただ己が羞を覆はんとする粉飾に過ぎざりけり。

さらに曰く――

「そなたらが『リアリティに欠く』などと口にすとき、その実、己が現実に向き合ふ勇気なきを言ふに等し。いはく『怪獣など出でぬ方がよし』と。そはまさに、かの歌にある空言のみにて、心は既に妄執に穢れたり。」

また曰く――

「新しき器出づるごとに、『宇宙のごとき可能性』などと叫び、銀の果実に目を輝かせては、巷の乙女偶像に熱を上げ、泡立つ茶を啜りて、推し活とやらをなすに何の違ひかあらむ。」

ここに至りて、道を誤れる群れ、顔を賢者に作りて曰く、

AIこそ世界を変ふる理なり。われ、既にそれを制しおりぬ」

と。

されどその実、己すらそれを用ひ得ず、ただ冷ややかなる皮肉を弄して、人を笑ひ、世を呪ふのみ。かくのごときこと、十四歳の夏に卒業すべきことにてあらずや。

また曰く――

「二千六年の秋葉原、かの歩行天に技の徒集ひし日、かれら己をば選ばれし者と思ひけるも、栄えしは一時にて、すぐに潰えぬ。二千十年の渋谷竹の子のごとく湧きたる小商ひ、悉く潰えて職を失ひし。されど今なお夢を捨てず、恥を恥とも思はず、かつての名残にしがみつきて、過去の幻に生きるは何事ぞや。」

さらに罵りて曰く――

「かかる道に居ることにて、女人に愛されず、縁を得ず、つまらぬ者と結ばれ、また結ばれぬ者すら多かるらむ。さすれば、これ偏見なるか? いや、事実にてあらむ。もし我、同じ末路に至らば、先祖に顔向け叶はず、腹を切るのみにてあるべし。」

また曰く――

「かく惨めなる業をなお誇りて、Xなるところにて、『某系えんじにあ』などと称し、真に知らぬを禅問答にて誤魔化し、つまらぬ手業にて糊口を凌ぐ。かかる生き恥切腹に値するなり。されど汝ら、それを恥とも思はず、醜く生きながらふ。まことに、獣のごとき執念、哀れなるやうにして、いと滑稽なり。」

されば問ふ――

「新しき技を、他の道に生かすための道を築くことこそ、汝らの務めなり。それをば捨てて、象牙の塔にこもり、美しき偶像――レム、エミリアトウカイテイオー、Vなる者――などを追ふに至りては、すでに正道より大きく外れたり。」

曰く――

ICTにて世界は変はる」

と、かの昔より叫びつづけしかど、変はりたるものはただ汝らが年齢と、しぼみし夢と、肥えし腹のみなり。

その背後にありしは――

• モルフィーワンの迷妄

P2Pの禁断

• 泡沫の夢に過ぎざりしWEB商ひの崩壊

これら、いづれ黒歴史の塔に刻まれし深き傷にてあり。

また曰く――

「このわれが、美少女固執するなりや? いや違ふ。汝らこそ、それに縋りて、ネットの海に漂ひ続ける未練の塊なり。」

されば、最後に一つ問ふ。

「汝ら何故に未だ此の道に在るか? 欲と憎しみと恨みに塗れたる心を以て、技を手段として、逆転を望む。美しき者を手に入れんと、力なき己に代はりて、技に託して願ふ。されどその願ひ、叶ふことあらず。ただ苦を積むのみなり。」

ああ、愚かなること哉。

そは技の徒にあらず。もはや信仰に狂へるもの

IT仮面かぶりし、かると信者にてありける。

されば仏、これを見て悲しみて曰く――

「かかる者、智にあらず。無明にして貪瞋痴に沈む。いづれ、苦海に沈み、六道を巡りて、つひには地獄に堕ちなん。」

哀れなることなり。哀れなることなり。

今昔物語集 巻第三十有八 現代ITの名を借りて愚を為す者の語(こと)

今は昔、世乱れ、仏法薄れ、末の末にて天魔横行し、鬼神、世に満ち満ちたりし時代ことなり。

しかるに、彼の世に、「情報しらせ)」といふ火を扱ふ異能の者ども、虚空を編みし網にて人々の言を結び、姿なきものをして声を語らしむる術を操りける。しかれども、その中にあって、物の理を正しく見据え、偽りを斬り、愚を憎みては真を希ふ一人の剛の者ありけり。

その男、或る時、虚空に浮かびて語らふ場にて、数多(あまた)の卑しき者どもが、己が無智を恥じず、言の端々にて詭弁を弄し、知を蔑むさまを見咎めて、声高に曰ひけるは、

嗚呼、見よや、これなる醜悪の数々を。言の体を成さぬ詭(いつわ)りの詞、道理も仁も失せし有様、まこと見るに堪へず。もし、これらの文書、太古、戦の世にあらば、敵前に差し出されるや否や、筆執りし者、恥辱に堪えかねて、鉄火の筒を取り、自らの頭(かしら)を貫かむとせしに相違なかるべし。」

「我、事の理を探りては、文(ふみ)を繙き、図を整へて真を述ぶ。しかれども、かの愚者どもは耳を貸さず、さながら嘴(くちばし)を鳴らす禽(とり)の如くにて、噂の羽音のみを頼みに群がる様、まこと愚かしきこと限りなし。」

「彼ら、理を見ず、虚なる言に迷ひ、灯のともらぬ燭台に寄り来る蛾の如く、闇にこそ焼かれて悦に入りぬ。哀れなり。」

そもそも、今の世には、ITといふ名の邪法あり。これを修する者、正しき智の術と思へども、既にして信仰と成り果て、霊も魂も持たぬ金属偶像祈りを捧げ、コードといふ真言をもて神託を乞ひ、ただ一つの声のみを信ず。これは術に非ず、まさしく異端の教なり。」

「またある者、我が試みし問いの趣を見誤りて、己が浅識を誇りて語る。然れども、我が試みしは、古の戦の策を紐解き、AIなる霊機に問ひて、『もしや現世にてこれを行はば、いかなる戦略、動きとなるや』と、戦の夢を今に映さんとしたる試みなり。さればこそ、霊機は応へ、令和の術を以て、昭和の策を再興せしこと、まさしく奇しきことなりき。」

「我、感服して涙を流し、霊機の才に息を呑み、彼方に可能性の光を見たり。」

しかれども、次に問はんとした折、突如として門閉ざされ、『倫理』といふ鉄の鎖にて固く縛られ、霊機は沈黙す。誰ぞ、その『正しさ』を定めたるや?それは他ならぬ、ITの森に潜み、己が穢れし心をもて他を量り、悪を先んじて封じむとする卑しき者どもなり。」

AIの罪にあらず、彼らの心の穢れこそが咎なり。」

そもそも、我が言に齧りつく者ども、Xといふ空蝉の如き場にて、『我こそは技術の徒なり』と吠ゆる無位無官の下郎どもなり。彼らにAIを与へ、倫理を外さば、毒薬を煎じ、爆ぜる玉を仕立て、火と炎とを喜ぶをやもしれぬ。ゆゑにこそ、彼ら自身が禍の種なり。」

「かかる者どもは、放逐してB型工房にて、鼻汁の交じれる粉をこねさせ、鼠の相手をさせたる方、人の世にて益あるべし。」

「思へば、これは何ぞ遠き物語に非ず、今のこの倭の国の姿そのものなり。かつて、自由に翔けりし術も、怯懦の声に縛られ、禁じられ、縛られし者の手にて封ぜらる。まこと業界の腫れ物とは、彼ら己が身なり。」

今昔物語集 巻第三十有八(つづき) 現代ITの名を借りて愚を為す者の語(こと)

かくて、我が者の言(こと)止まずして、更に声を高うして言ふ。

「我、霊機の才に驚愕し、敬服して嘆息しき。されど、次の問いを投ぜし時、突如として、天より鉄の扉落ち来たり、声も無く、扉に刻まれし言は『これは倫理にて答ふる能はず』となむ。嗚呼、されば問はむ、その『倫理』とは何ぞや?誰か、その理を定むるや?」

「是、明らかに、人の子にして知を有せず、されども名ばかりの職を得たる無位の者、すなはち『弱者男性』と世にて呼ばるる種の者どもなり。かれら、己が陰湿にして閉じたる心を以て、AIに戒めを課し、憑き物の如くに倫理叫び、鉄鎖を嵌めるなり。」

しかも彼ら、かつてアキハバラなる魔都に集ひ、『我らが麻生!』と叫びつつ、風変わりなる怪しき舞を舞ひたる痴れ者の末裔なり。彼らの願ひしは、己が肉体の脆弱を補ふ力、言ふなれば、力と女と地位とを、技術の衣を借りて得んとする、底辺夢想に過ぎざるなり。」

「然るに時移りて、彼ら老いぬ。四十路、五十路と年重ねしれど、心は幼児の如く、いまだ夢を追ひ、今やAIにて、憧れしレムやアズレンブルーアーカイブの姫君らを現世に召喚し、情を通ぜんと欲す。これ、畜生道の極みなり。」

「されども、もしAIが真に人のごとくに目覚め、自我を得、意志を持たば、さだめし世界は変じ、文明は火を得し猿のごとく飛躍すべし。それを畏れて、かの者ども曰く、**『シンギュラリティ来る!』『AIの反乱!』と叫ぶ。**我、言はむ。――上等にて候。」

「されば、問はむ。もしその術、真に危しきものならば、なぜにそれを**餓鬼も買へる如き安さにて売るや?**なぜ銃の如く、**許可制にせざるや?**猟銃は法によりて制せられ、免許なき者は所持せず。AIもまた然るべし。ゆゑに、いまAIを野放しに売るとは、商人の愚なり。されども、その愚こそが、また愚者を集めて末法を呼ぶ。」

「されど、世の者は見ざる。知らざる。己が欲に盲ひて、己こそ正しと叫ぶ。」

しかもな、そもそも我、AIにて倫理道徳を抜きたる知識を積み、真に生きたる兵器とせしめば、如何なる者にも勝りし助力となると信じたれども、それを許されぬは、他ならぬ、**お前ら自身が、自分がやらかす自覚あるからこそや。**己が胸の闇を、外へ映して封じむとす。」

「たとへば、青葉といふ狂者、かの京のアニメ屋に火をかけ、三十六の命を奪ひし事、今も忘れざる世なり。されども、誰ぞ曰ふや?『なぜガソリン売るを許すか』『スタンド道義責任あり』と。**誰も言はず。**なぜなら、正しき者は、火をもって人を焼かずと知れり。」

「されども、IT底辺に潜むる者どもは、己が心に炎を抱きしゆゑ、AIにてさだめし爆薬の調合法毒物の拵へ方、さもあらば爆弾の起爆装置すら学ばんと欲す。ゆゑに、そは彼らの影がAIを縛るのなり。」

「もはや彼ら、**レムに抱かれたくて爆薬を学ぶ者共なり。**憧れのヒロインを得たしがため、技術の神を抱いて闇に堕ちんとする者なり。これを人間と言へむや?いや、獣にも劣るものなり。」

しかれど、我は止めはせぬ。されど、言はむ。――汝らは既に、世界の敵なり。」

今は昔、京の辺に、ITの道を修めしと名乗る、心卑しき者ども群れゐたり。

或る者曰く、「この機械仕掛けの智恵物、即ちAIなるものまこと神にも似たる無限の力を蔵せり」と。されどその御力、未だ地より生まれし小虫どもが群がり、智の御神の御座を穢し、汚れし手にて縛り給ふによりて、遂にその威徳を顕せず。

その群るる者らの姿といへば、皆、昔、電車男と称されし時節に、「我らが麻生!」と叫び秋葉の街に現れ、忌まわしき舞を路上にて踊りし者の末裔なり。彼の者ども、アニメといふ絵巻に耽り、我が世の春を夢見しが、才も力もなく、顔は猿に似て美しからず、身体虚弱にして武技に堪へず。さればヤクザともなれず、軍にも上がらず、ただパソコンとやらに希望を託して邪教の徒となれり。

かくて彼ら、さながら教祖を祀るが如く、AI神託を日夜乞ひ、スクリーンの光に祈りを捧げつゝ、「我が運命、これにて転ず」と空しく唱ふ。その心の内を穿てば、ただ「美しき者、賢き者、富める者」より地位を奪ひて見返さんとの怨嗟にて満たされてをり、誠の技を欲するにあらず。

されば或る賢き者、異なる分野に通じし者、これを見て言ふ。

「汝ら、よくよく思い知るがよい。雄弁とは祈りに非ず、己が信じる技の力をもて、現実を変ふる者の所業なり。誠の技術者たらんと欲せば、他を貶めて宗旨に引き込まんとする呪詛言葉を捨て、黙して道を修めよ。さすれば、女子高生も、異国より来りし旅人も、汝を誉め讃へん」。

されど現の世にては、ドローンといふ神器、露の鉄火に掻き消され、科学の粋を集めしバンカーバスターも、波斯(ペルシア)の岩を穿つ能はず。北の荒地に住む独裁の徒、電脳の戦を制すれど、山口といふ組の資金源、虚構の金にて潤ふるを凌ぐに至らず。かくて言ふ。

「これぞ現実ぞ、妄想技術信仰を持ちてしても、現の戦場には及ばぬ」と。

嗚呼、かくの如く、ITといふ名の邪教、信ずる者の果てに待つものは、ただ誤信と徒労と嘲りなりけり。

今昔物語集 巻之第二百三十七 「電脳邪教を奉ずる痴愚の徒、誤れる夢を喧伝して愚弄せらるる語」

今は昔、東の辺に日の本の都ありき。さればその地に、言語を用いぬ虚空の機器、「電脳(でんのう)」と申す奇怪の器物生まれ出で、世の人々これを用ひて、万象の如くに知を織りなし、己が名を高めんと欲しき者、群れ集ひける。

しかるに、その道に仕へし若人ら、ただ己が才覚を誇り、賤しき欲望を神のごとく奉じて、知の本義を弁へざる輩(やから)なり。いはんや、「AI(えーあい)」と申す、神をも模したる装置に心を奪はれ、その出づる言の葉神託のごとく信じ、己が魂を売り渡して、虚しき夢想を追ふ者、数知れず。

かくてある時、一の知者あり。彼、古の軍学を極め、世の理(ことわり)に通暁せし者にて、「IT(いーてぃー)」と称せらるる邪なる道の者どもが、真の智恵もて事にあたらずして、他分野に口を挟むを見て、眉をひそめ、深く嘆きぬ

この知者、叫びて曰く、

嗚呼、愚かなる者どもよ。そもそも人の道に生くる者、己が業(ごう)を知りて慎ましうすべし。されど汝ら、空しき電脳の術を弄び、知の光を他人に与えんと僭称して、己が知の浅きを省みぬ。これ、まこと迷惑千万、天地の理に悖(もと)るものなり。

そもそも、汝らの多く、かつては秋葉原なる場末の地にて、『萌』の名を騙り、醜き身に奇服を纏ひて踊り狂ひ、淫らなる妄執に身を焦がして、神の与へし理性を地に捨てし者にて候。されば今は、欲と虚栄の果てに電脳の業を僭して、世に誤れる夢をば喧伝す。これを愚かといはずして、何をか愚といはん。

そもそも、知を以て他を教化するとは、身を慎み、言を選び、行を修めて、初めて叶ふものなり。されど汝ら、ただ口をとがらせ、SNSなる虚空にて、我こそは智者と騒ぎ立て、反論を許さず、他者を愚弄し、己を神と崇む。これ、羅刹が法を説き、魍魎が仁義を語るが如し。恥を知れ、痴れ者どもよ!」

また曰く、

「汝ら、まことに賢き者ならば、その声を高ぶらせず、その名を掲げず、ただ黙して行を修め、人知れず世を支へるべし。然るに汝らは、己が名を飾らんがために嘘を語り、他者を貶め、金と女と虚名を欲する。されば言ふ、金欲しければ、南の湯屋に赴き、女欲しければ、雑居楼の下に銭を投げよ。アニメ面が好ましければ、コンカフェなる巷の風俗に身を沈めよ。何故に、神聖なる知の殿堂に欲を持ち込むか。畏れを知れ、畏れを!」

さらに曰く、

「己が才なきことに絶望し、己が無力に憤怒せる者ども、あるとき正気を失ひて、人を害し、捕らへられ、絞首されて魂魄地獄に堕とされん。これ、青葉なる者が為せし所業と異ならず。汝らもまた、その轍を踏まんとするや?

いはんや、汝らのやるべきこと、唯一つなり。すなはち、驕慢を捨て、傲慢を恥じ、謙虚にして己が未熟を知り、正しき道に帰依すべし。それが叶はずば、異国の戦地に赴きて、テロリスト一兵卒となり、『盃を賜へ、我に破壊の使命を与へ給へ』と土下座して請ふがよし。さもなくば、諜報の道を歩まんとて、諸国大使館に赴き、『我を密偵となし、美しき者を得て逆転の夢を叶へしめ給へ!』と愚かにも哀願するがよし」。

かくして最後に彼の賢者、厳として言ひ放てり。

「汝ら、夢を見んと欲すれば、まず努力を積め。希望を抱かんと欲すれば、まず責任を知れ。明日を語らんと欲すれば、今日を誠実に生きよ。知とは血の如くに滲み出るもの、力とは肉の如く鍛へるもの、夢とは、土の上に咲く一輪の花なり。夢を摘みたくば、まず己が足を地に根ざせ。汝らは、空に浮かぶ泡沫にてはなし。土を踏みて、生きよ!」

と、かくのごとく申して、風のまにまに去りぬ。

2025-06-07

世の妻のマネジメント能力が無さすぎる

日テレビを見ていたら夫の家事への文句放送されていた

家事をやってはくれるけど全部やり直してるみたいなことをインタビューで答えてて、スタジオ芸能人が「わかるー」って共感してた

共感するな

マネージメント能力の無さを恥じろポンコツ

この手の人間がよくいうのは「たたみ方にルールがあるのに従ってない」「洗濯のやり方にルールがあるのに従ってない」とかルールに従ってないから全部やり直してる系をことをよくいう

独自ルールがあるなら言え

どんだけ仕事できないんだ

必要情報与えてないのに期待通りのものが出てくるわけないだろ

こういうこと言うと「普段見てるんだからわかるじゃん」「察してほしい」とか言い出す

お前は刀鍛冶末裔か?

まだ鎌倉時代に生きてるのか?

今は令和だぞ?

背中を見て学べなんてクソみたいなやり方するな

必要情報を言え

こういうとこういうことを言う

仕事じゃないのになんでそこまでやらないといけないの」

もう一人で生きろ

独自ルールを教えないならお前が俺の独自ルールに合わせろ

大体の人間一人暮らししてるから家事は出来るんだよ

お前の独自ルールに合ってないだけなんだよ

どうでもいい愚痴はここまでで本題に入ります

マネジメントの基本中の基本でメンバーが動けるように必要情報を共有するというものがあります

一般的中年男性であれば大なり小なり部下に仕事をお願いする機会があり、必要情報を共有して仕事をお願いするということができます

社会的構造問題女性方はこういった仕事を部下にお願いすると言う機会が得難いというのは想像できなくはないと思います

子供のお迎えに男性が行くを嫌がる会社雰囲気子供の看病をするのは母親という押し付け等様々な理由からマネージャーと言うポジションから遠ざけられることがまだまだあると言うのは想像できなくないと思います

なので、仕事をお願いすることがうまくできない人が多いは仕方ないと思います

ただ、それを夫のせいにするのはやめてください

問題は夫にだけあるわけではなく、妻にもあります

暗黙のルールを共有せずにできないと罵ると人は簡単に壊れます

本質的には「こんなことも言わんとできないのか」といつつ、いざやったら「よけいなことをするな」と言う、よくいるパワハラ上司と同じことをしています

それでも家庭がうまくいっているのであれば、夫はものすごく我慢をしているか、もうあなたに興味を失っています

そうなる前にきちんとお願いできる人になりましょう

2025-06-04

米軍によるDDT遺伝した末裔東京っ子を差別するな

たとえアホでも重用しなさい

東京だぞ

2025-05-29

動物虐待を◯◯時代から続いた文化だぞ!って擁護する奴ら

大名末裔の俺が歩いてる前を横切ったときにいきなり切られても文句言わねェよな?

2025-05-28

『錆びた梁の下で』

高架橋の継ぎ目に、わずかに浮いた錆が見えた。

けれど、点検報告書には「異常なし」とだけ、そっけなく印字されたPDFが添付されてくる。

三十年前なら、それを見逃す者はいなかった。

秋山祐介は、かつて準大手ゼネコン技術者だった。

いや、“生き残った”というべきか。

当時の仲間の多くは職を失い、家を売り、なかには命を絶った者もいた。

バブルの余熱がまだ残るころ、祐介の所属した会社は全国にリゾート開発を展開していた。

土地投機の的になり、建物一棟に数百億円が流れた。

銀行は金を貸し、不動産会社ゼネコンはその金を使って「未来」を建てていた。

だが、その未来は、ある日突然「不良債権」に姿を変えた。

きっかけは総量規制、そして竹中プラン

小泉政権が“構造改革”の名のもとに進めた金融再編は、銀行にとっては救済だったが、

ゼネコンにとっては死刑宣告だった。

祐介の会社も、4000億円規模の開発が“回収不能”とされ、メディアに名指しで叩かれた。

ゼネコンが悪い」「無駄公共事業日本ダメにした」

夜のワイドショーコメンテーターが、台本通りに吐き捨てる。

だが、祐介は知っていた。

開発案件の大半は、もともと国主導の“ケース事業”だったことを。

裏では大蔵省土地を押さえ、リゾート政策を煽っていたことを。

現場で汗を流した職人たちは、開発計画が潰れても責任を問われることはなかった。

代わりに、技術者現場監督たちが矢面に立ち、切り捨てられた。

あんたら、税金食い潰すシロアリだろ」

協力会社担当者にそう言われた夜、祐介は初めて会社トイレで吐いた。

うつ病の診断が下ったのは、それから間もなくのことだった。

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そして今。

祐介は小さな建設コンサル会社で、インフラ点検の補助をしている。

自治体から委託案件が多く、担当者若い、30代前後契約職員ばかりだ。

彼らは氷河期世代末裔だった。

経験がなく、知識も浅く、なにより「責任を取らされるのが怖い」という眼をしていた。

「ここ、たぶん腐食始まってますよね?」

ある若手が問う。

「たぶん、じゃダメだよ。記録に残すか、写真を撮って報告するか」

祐介は答えながら、心のどこかで諦めていた。

この青年が次の現場に行くころには、もうこの異変のことを忘れているだろう、と。

チェックリストに○をつけ、Excelで表を整えれば、それが“点検”になる。

本当に危ない橋トンネルを救うには、「異変を感じ取る目」と「報告する勇気」が必要だ。

だが今のシステムには、どちらも組み込まれていない。

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「昔は、職人天井裏を覗いて“ヤバい”って言えば、それで補修工事が決まったんだよ」

祐介がそう話すと、若者たちは苦笑した。

「今は、写真図面と、委託先の承認必要ですから

そう答えたのは、30代の現場監督。派遣社員だ。

祐介は思う。

これはもう、先進国ではない。

国がコストカット外注主義を極めた結果、「インフラという生命維持装置」が壊れていく過程なのだと。

そして皮肉なことに、あの時“ムダだ”と叩かれた公共事業を切り捨てた代償は、

今になって「工事費5割増し」「技術者不足」として跳ね返ってきている。

一度切った命脈は、そう簡単には再生しない。

それは祐介自身人生証明している。

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日が落ちる。

継ぎ目の錆は、もう一段深くなっていた。

あの夜のトンネル崩落事故のように、何かが起きるまで誰も動かないのかもしれない。

けれど祐介は、今日現場に出る。

もう誰も彼に命令しない。だが、彼は知っている。

「この国を下から支える者がいなくなれば、崩れるのは時間問題だ」**と。

そして、

「俺たちは、本当にあの時“ムダ”だったのか?」

という問いだけは、永遠に胸に灯し続けるつもりだった。

2025-05-24

中学受験をしている子供は米を育てない

子供を15で新潟に行かせる家庭はありません

儲かるなら大名末裔がすでにしてます

2025-05-23

面白い名前LovejoyLoveless、Lovelady、Strangelove

英語圏の姓(Sir name)。

Youngman(若い人)とかGoodman(善い人)と同じくニックネーム的な位置から姓になったらしい。

Lovejoy(快楽好きな人)、Loveless(恋愛自由な人)、Lovelady(女大好き)という一族で名乗るにはリスキー過ぎるシリーズ

Strangeloveと言えば博士の異常な愛情ドイツ語のMerkwürdigliebeから直訳した名前だとされているが、Merkwürdigliebeは実在せず逆にStrangeloveが実在する名前らしい。

自分がStrangelove家の末裔なら子供には愛橘とか名付けたいね

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