ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎061 回折②

回折②

上図と下図では回折角が違う。

よく見ると隙間の幅が違う。

隙間の幅が狭いほどよく回り込むのだ。

また、波長が長いほどよく回り込む。

 

音響学では、右上の公式っぽい式が出てくる。

覚える余裕がある人は覚えても良いけど、

この式は無理に覚える必要はない。

 

重要なのは2つの図を見比べて、

どちらがより回折するかがわかれば良いということだ。

次回は隙間の幅と波長の長さが変わるとどう変化するかを視覚的に見てみよう。